2008/4/7-13の空模様


貸すなら、あげるつもりで貸しなさい
というアドバイスがあります。
返してもらえなくて恨むくらいならいっそ貸さないほうがいい
という金言です。


誰もが相応に、借りるといいつつぶんどっているのかもしれません。
おりしも入社シーズンですが、
しばしば訓示では
「君たちの力を借りたい」
などといわれます。
確かに、給料という賃料を払ってその人達の力を借りている
といえるかもしれませんが
部屋のように「現状維持」どころか
力を貸してくれたその人達は
何らかの形で確実に
パワーアップしていくわけです。


貸し借りの多寡や返却義務より
もっと大きなところで何かが動いています。
貸したものがそのままの形で耳をそろえて返される
というところには
あまり面白みはないってことなのだろうと思います。