2009/1/5-2009/1/11の空模様。

目の前に文字があっても
それを「読もう」と思わなければ
内容はアタマに入りません。
誰かの話し声も
他のことに気をとられていると
耳には入ってきません。
逆に、イヤでも耳に入ることや
無意識に目が捉えてしまう文字もあります。


見聞きすることは、とても選択的です。
かつ、自分では選択し切れない部分もあります。
聞きたくない話ばかりきこえたり
肝心な部分がよく聞き取れなかったりします。


今週は、そんな
「受信の選択」
が強く問われる気がします。
貴方が受け取ろうとしている言葉とか
貴方が発信する言葉とかにはすべて
意志
というフィルタがかかっています。
お互いにそうです。
相手のフィルタと自分のフィルタ、
その両方に、いつもの五倍くらい意識的である必要があります。
なぜなら
今週交わされるコミュニケーションには、
意志や情熱や感情や、
とにかくありとあらゆる「主観」が組み込まれているからです。
理解すること、知ることが
感情や意志によって選択的に再構築されます。
この再構築の行為は、つねにだれもが行っていますが
そこにかけられるパワーが今は
とても大きくなっている気がするのです。