2009/1/18-2009/1/25の空模様。


たったひとつのパーツが足りないことが
全体を絶望的な状態にしてしまうことがあります。
少なくとも、そのように見えるのです。
でも、それがひとつ、ぽろっと手に入った瞬間
「あ!できるじゃん」
ということになって
とたんに全体が動き出します。


物語が劇的に展開するのは
たいてい、そんなシーンです。
作家は複線を引き、
一見複雑にこんがらがった状況が
実はたった一本の糸を軽く引っ張ることで
するするっとほどけて前に進むように仕掛けるのです。


今週、そんな一本の糸がふと、見つかるかもしれません。
たったひとつ、それが足りなかったおかげで
今までは全く先が見えない気がしていたのかもしれません。
ころんと落ちてくるネジを拾って
ぴったり合いそうな穴にきゅきゅっと締めてみたら
いきなり大きなロボットがぐいんと動き始めて
あなたをびっくりさせるかもしれません。