2010/3/1-3/7の空模様。


たくさんの手紙、たくさんの言葉。
今の山羊座の世界は、
これにつきるのです。
ここしばらく私が同じようなことを言っているのを
つまんないな
と思っている方も多いかもしれません。
でも、星は週単位で動いてくれているわけではないのです。
今、星は山羊座から見て
知とコミュニケーションの場所で
ショートトリップと文庫本の場所で
兄弟姉妹と喫茶店の場所で
キラキラと光り輝いているのです。


人は誰もが、いつかは死ななければならないわけですが
その人が発したメッセージは
誰かの心に残れば、その人の体が消え失せた後も
生き続けます。
そのメッセージがさらに他の人に伝わっていけば
未来永劫、死んだ人の言葉が残っていくこともあります。
ときには「その人が語ったのだ」という名前は伝わらなくとも
メッセージだけが形を変えて、生きていくこともあります。
思えば、人間が創り出す全てのものは
誰かが工夫して生み出した知恵であり
既にこの世にない人々の人生の集積である
と言えるかもしれません。


人が死ぬとき
「自分の人生に意味があった」
と思えるとしたら、その思いには
「自分のメッセージが確かに誰かに伝わったと思える」
という要素が含まれているのではないでしょうか。
今週の星の配置を見ると
そんな大切なメッセージのやりとりが今
山羊座の世界に起こっているのではないかという気がするのです。