2011/5/30-6/5のホロスコープ。

全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
リーセーで頭痛がするので
ちょっとさくっとめにいきます。


今週はすごくハデです、
「境目」の時間となっています。
2日に双子座で日食があり、
3日に水星が双子座に移動し、
4日に木星が牡牛座に移動します。
今週を境に、また空気がぱあっと変わっていきそうです。
5月半ばに、牡羊座祭りから牡牛座祭りへと空気が変わったのですが
それがさらに「展開していく」という感じがあるのです。
前回は、どちらかと言えば
黄色から青へ！みたいな劇的な感じがあったんですが
今回も劇的さはあれど、
なにかが「入れ替わってしまう」ような感じではなく
閉じていた扇がさらさらと広がっていくような、
そんな「展開感」がある時期だと思います。
それでも、節目はきちっと節目です。
それは、閉じた扇がただの「棒」でしかなく、
ちょっとでも拡げたら突然「扇」に変化する
というのに似ています。


ドラゴンテイルのところで起こる食は、
「これまで」と現在との繋がりが、不思議な具合に化学変化するようなイメージに思えます。
未来にガツガツつっぱしる、というより
何かを拾い上げたところにふわりと物語が発生するような、
「継承」を感じるのです。
食は大きな節目で、
これを境になにかが「スタート！！」する人も多そうです。


水星は双子座を支配する星で、
ここにくると元気になります。
今回は足が速く、17日には蟹座に出てしまいます。
色々な意味で、物事が展開していくスピードが速まる、という感じがします。
たんたんたーん！と走っていく感じです。
水星は、足に翼が生えた靴を履いたヘルメスですが
その持ち味がここでぐりぐり現れる感じがします。
双子座はコミュニケーションと移動、知恵、
自分と世界の繋がりを拡げていく星座です。
自分の欠片を探しに冒険に出るような、
そんな雰囲気が濃くなっていきそうです。


さらに、大物が移動します。
木星が牡牛座に移動するのです。
これと同時に、海王星が逆行に転じるのもおもしろいところです。
木星は魚座の元支配星でもあり、
なんとなくこの辺りのテーマが
「どっしりしてくる」感じがあります。
今まで突っ走っていたところを
「まて、ちょっとおちつけ、周りを見ろ」
みたいな感じになるイメージですね。
木星は成長と拡大と理想の星です。
魚座・海王星も、理想や夢、救済などを象徴しています。
これらのテーマについて、
若すぎた部分や先鋭化していた部分、机上の空論だった部分などを
「地に足を着けさせる」ような作業が
ここから、スタートしていくのかもしれません。


牡牛座の木星は、物質的な繁栄をイメージさせられます。
こういうとなんだかあくどい貪欲さのようですが、そうではなく
人間が持っている五感や感性の豊かさが
クローズアップされる、ということだと思います。
過去、物質的な豊かさは
いわゆる「心の貧しさ」と対比され、
日本ではどちらかと言えば、悪のように扱われていたフシもあります。
それが、
震災を境に、物の大切さ、食の大切さが際立ってきて
「もののゆたかさ」の持つ意味が、一気に変わってしまったような気がします。
一方で、バーチャルな娯楽が豊かになった昨今、
人間は五感の感覚、体感を、おろそかにし続けていたのかもしれません。
頭で解れば、経験したことと同じ
という妙な変換が起こっていたのを、
牡牛座の木星は、もう一度「体感」「五感」の世界に
引き戻してくれるのではないかという気がするのです。


食、即ち新月から、
だんだん新しい時間が育っていきます。
今週は星の動きがとてもビビッドなので、
ハッキリした具体的な出来事による「節目」を実感する人も
多いだろうなと思います。
牡牛座は美と価値の星座で、
双子座は、反骨精神の星座です。
自分の中にある骨っぽいところの勇を鼓して、
現実の中にある確かな宝物を自分の体感を通して守り、
信じる道に向かって、純粋な気持ちで歩き始められる時なんじゃないかと思います。




今週はそんな感じです。




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