2011/12/12-12/18のホロスコープ。


こんにちは、石井ゆかりです。
やばい、もうここからあと二週間で年が明けるとか
意味不明!!!!(嘆



これを書いている今日は11日の日曜日なわけですが
昨夜私、多分うまれてはじめて月食を見ました。
コウフンのあまり
ブログで写真実況中継的なものをしてました。
http://d.hatena.ne.jp/iyukari/20111210/p1
見逃した皆様、よろしかったらどうぞ!
プロの美麗な写真と違い
いわば「肉眼感」が楽しめます(爆


因みに
プロの撮影した美しい写真はこれ。
http://s.nikkei.com/uRBVp8


そして
月からは
こんなふうに見えたのだそうです。
http://www.jaxa.jp/press/2009/02/20090218_kaguya_j.html
太陽、地球、月が一直線に並ぶので
月から見ると、地球による「皆既日食」になるわけですね。


月と、太陽と、地球と。
人間は古来、天体の動きを基準に暦を作り、時計を作ってきました。
こういう現象は、いわば
いくつかの時計の針が、ぴったりと重なる瞬間のようなタイミングなわけで
星の時間の結節点、継ぎ目、扉
というようなイメージが
強く湧いてきます。




星占い的に「食」がなんなのか、ということは
先週の「全体の空模様」にちょっと触れました。
(来年一月に出る「星をさがす」という本にも
結構しっかり書きました。えへ。)




今週の空模様ですね。
今週は、まずなんといっても、水星順行です。
14日の午前中から順行に転じます。
水星は先月の下旬から逆行を続けていたわけですが
そのあたりから「なんか停滞気味」という感じがあった人は
今週を境に、ふわっと「前進!」モードに切り替わるのではないかと思います。



昨日の食、そして天王星順行、
そして今週の水星順行。
この三段ロケットで
なにかが「前に進み始める!」
という雰囲気になってきます。
とはいえ、これは「初々しい」感じではなく、
なんというか「満を持して」みたいな、
あるいは、「遅れを取り返す」みたいな、
そんなイメージかな、と思うのです。
フレッシュに何かを振りきったり切り替えたりするんじゃなくて、
これまでの経緯というものをちゃんと引き継いだ上で、
ガツンと力を入れていく
というイメージが湧いてくるのです。



月はだんだん欠けていきますから
相対的に、太陽の雰囲気が強くなっていきます。
順行に転じた天王星も、14日に順行にもどる水星も
牡羊座、射手座と、火の星座に位置しています。
現在、金星・火星・木星が地の星座に位置していて
どーんと濃くて実質的な力が強調されているのですが
今回はその、でっかい竈の中で
勢いよく火が燃える!
というイメージもわきます。
あるいは、陶器やお菓子をしっかり焼き上げるような、
価値あるものを鍛え上げる
というイメージも出てきます。
火は、焼き尽くす存在でもありますが
何かを「生み出す」ことにも通じているようです。
火「だけ」ではなにも生まれなくても
土や、穀物や、そうしたものたちと「出会う」ことによって
命のないものに命を与え
土塊を金塊のような価値あるものに返る、という仕事を
請け負うことができるのだろうという気がします。


10日の月食では
時間が「新しくなった」というよりは
ずっと創り上げて来た時間がついに「できあがった」
というイメージが近いと思います。
お菓子を作り始める時間も、
お菓子ができあがる時間も、
「別の時間に切り替わる」タイミングだと言えると思います。
なにかが「できあがった」ところで初めて迎え入れることのできる時間。
今週は、時間にそんな感触が感じられるのではないかと思います。



今週はそんな感じです。