2012/12/10-12/16の空模様。

こんにちは、石井ゆかりです。
だんだん押し詰まって参りました。
怒濤の年末特集ラッシュも、
最後の「上半期占い」をシメに、
なんとか乗り切りました…いや、まだあります。
筋トレ年報です(びし

例年同様、年末更新の予定です。
どうぞお楽しみに!



今週の空模様ですね。
今週は11日に水星が射手座に移動、
13日に射手座で新月、同時に天王星が順行に移り、
16日に金星が射手座に入ります。
なんかこう
射手座・火の星座祭り!
でありますし、
結構雰囲気が変わる転換点、節目の感じのタイミングです。


ひとつひとついきますと、
まず水星の射手座入り、これは、
10月29日に一度起こっている動きです。
11月中に逆行して一旦蠍座にもどったので、
再度射手座入りするわけです。
たとえば、10月末から11月頭にかけて動いて、一旦棚上げになったことがあれば
ここからまた走り出すことになるかもしれません。
射手座に入ったとたんに海王星とスクエアになりますが、
この形は詩情や文学的なイマジネーションを感じさせる配置です。
文学者などの出生図によく見られるかたちでもあります。
音楽的なリズムと、コミュニケーションや「言葉」が
熱くからみあう感じです。
特に、射手座も魚座も、
高い理想、宗教や哲学など高邁なものを象徴する星座で、
さらに、未知のものに向かっていこうとする態度を象徴する星座でもあります。
かなり美しいイメージがわくわけですが
その一方で「美辞麗句」という解釈も成り立ちます。
あまり実体の無い美しい言葉・・・なんか・・・
そういえば今選挙活動真っ最中ですね(汗
もとい、言葉と「深い感情」「清新の深い所にあるもの」が結びつく、
そんなイメージが涌きます。


13日の新月のタイミングでは、
水星は牡羊座天王星とトラインの位置関係にあります。
さらに、土星冥王星木星のヨードができあがり、
ドラゴンヘッドと金星もガチで重なっていて
「よく見るとすごくハデ」な感じのする配置となります。
新月は「スタート」のタイミングなのですが、
長期的なテーマを扱う星同士がアスペクトを多く作っているところに
このタイミングの「スタート」の重みというか、
真剣みのようなものを感じます。
水星と天王星のトラインは非常にシャープな、
現状を切り裂くような勢いの良い、革新的なジャーナリズム、
みたいな匂いがします。
土星冥王星木星の形は、
揺るがないような大きな、全てを否応なく飲み込んでいく力に対して
後先考えずに鋭く切り込んでいく反抗、
というような動きを感じさせます。
ヨードは「神の手に囚われたように」動けない、
否応なく進んで行く状況を象徴する
といわれますが、
この状況を変容させるには「神の指」と呼ばれる頂点の星が重要である
という言われ方もします。
この時期の「神の指」はふたご座の木星なのですが、
この時期、この木星はチャート全体のシングルトン(ぽつんとはなれて1つある星)ともなっています。
双子座的な若々しい、敢えて大人ぶらない破壊力が
一見動かないように見える状況を動かしてしまう
という感じもしますし
別な読み方で行けば
全体の主導権を握っているのが、そうした「破壊力」のようなものである
と考えることもできるかもしれません。
個人的なレベルで考えると、
この形は大変シャープなものをともなうスタートである、
と言えるかもしれません。
ベニヤ板のような薄い板をけり破って向こう側に出るような、
そんな軽い衝撃をともなうスタート、
という感じがします。
前述のヨードは新月を過ぎて、更にタイトになっていきます。
ピークは22・23日くらいなので、少々長丁場といえるでしょう。
この時期、大きな決断を下したり、
特別な目的地に向かって動いたり、
突然「降りてきた」ような条件を引き受けて起ち上がったりする人が
少なくないんだろうなと思います。


さらに。
16日になると、金星も射手座に移動します。
これまで賑やかだった蠍座の世界から、
射手座3星の状態に移動する、という感じです。
木星土星冥王星のヨードのど真ん中にある射手座に
幾つも活動的な星が入っているのが、面白い所です。
ある、特殊な方向にぐいぐい進んで行くしかない、と思えるところに
「正論」のような衝撃が何段階かに渡って加えられ、
その全体が、見えているのとは別なもう一つの「方向」を
生成していく、みたいな感じもします。
「こうなるしかないんだろうか」
と諦めかけたところに
状況の内側から微妙な「第三の道」が現れ出る
とでもいうような、かなり面白い形だなと思います。


今週はドラマティックな雰囲気なんですが、
それが「一筋縄ではいかない」感じがあります。
個性派俳優達の繰り広げる、濃いドラマ
というような雰囲気です。
そこから、むっくりとスタートし、あるいは
パワフルなスピードで滑り出すテーマがあるだろうと思います。
障子紙を破って、向こうの部屋にいる人に障子戸を開けさせる
みたいな展開を起こす人もいるかも、等と思います。


今週はそんな感じです。


        • -


夢占い系の本「夢を読む」
そして、あの「はやぶさ帰還」の写真も収録、「都会の星」
好評発売中です!


この全体の空模様がこちらのページの下の方で、
図入りで読めるようになりました!
(閲覧には無料会員登録が必要です。タダです。)