2014/9/8-9/14の空模様。

こんにちは、石井ゆかりです。
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今週の空模様ですね。
今週はまず、9日の満月です。
ジャスト満月は9日午前なので、
「中秋の名月」が拝めるのは前日8日です。
乙女座-魚座ラインで起こる満月ですが、
金星・海王星もこのラインでオポジションに近づいております。
なんかすごく優しい感じのする、
するんとカベをすり抜けて入り込んでくるような雰囲気の形です。
フタをしていたものがゆるゆると流れ出してくるような、
いがいがしていた部分が「癒える」ような、
そんな出来事も起こるかもしれません。
満月は「満ちる」タイミングで、
何かが一つの到達点に達したり、
積み重ねて来たものが別の形へと「開花」したりするような、
不思議なシフトが起こりやすい節目ですが、
そこに非常に柔軟で、物事を分離させない力が
作用しているのではないかと思います。
たとえば、私たちは「頭」と「心」と「体」を
ばきばき分離させて考える傾向があります。
でも、これらは本来は、そんなにブツブツ切り離せたものでもないはずです。
このように「本来切り離せないものを、切り離さないままで扱う」のが
乙女座-魚座ラインの得意技なのです。
今回の満月ではさらにそこに、
金星-海王星という、音楽やダンスや詩のようなイメージの
こまぎれにすることのできないものを扱う星も連動していて、
細部と全体を同時に捉える、
いわば、神様の目のような視野が感じられる配置となっています。



同日、木星・水星・冥王星も、互いに角度をとっています。
こちらのラインは非常に誇り高く、
「権力」を感じさせるような形です。
はっきり自分の利益のために自己主張するような、
圧の強いイメージの形です。
満月のラインとは対照的な印象もあります。


水星と金星のミューチュアル・リセプションには
「観察、反応、分析、定義」などの力が感じられます。
さらに、美意識やこだわりといった、
「感性」の鋭さもぐりぐりと強調されています。
五感による感受性と思考による論理が
ここで、互いに密なやりとりをしつつ、
非常に複雑なこともやり遂げてしまう、
といったイメージも沸いてきます。
緻密であり、カンペキであること。
両立しがたいものを両立させてしまうような調整が
ここでなら、成立するのかもしれません。


14日には、火星が射手座へ移動します。
火星が今の蠍座に入ったのは7月26日でした。
土星と同座してオウンサインにいる火星は、
とにかく「強い」イメージでした。
そのイメージの通り、
熱く厳しい戦いを勇敢に続けて来た人も少なくなかったと思うのですが
その戦いが14日を境に、
静かに収束していくかもしれません。
そして、火星は一転して楽天的な射手座に歩を進めるわけで、
明るい冒険心やいたずらっ気がここから、
ふわっと解放されていくことになるのかもしれません。


今週はそんな感じです。




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