2014/10/6-12の空模様。


こんにちは、石井ゆかりです。
これを書いてるのは3日の金曜なんですが
5日の日曜日、新潟ブックライト(一箱古本市)に、今回は「自著オンリー」で参加いたします。
お近くの皆様、是非いらしてくださいませ!



今週の空模様ですね。
今週はなんといっても、8日の月食です。
晴れてさえいれば、日本全国から見ることができます。
詳しくはこちらをどうぞ。
今回は19時25分から20時24分がピークなので、すごく見やすいです。
2011年はブログで実況したのですが、真夜中で、12月で、寒かった!(><)
今回は気候も時間もすばらしいです。
何の道具も要りません、赤銅色に輝く不思議な月をお楽しみください!



星占い的にも、今回の食は面白いです。
月食は「満月のすごいの」で、
太陽と月が地球をはさんで対岸の位置、つまり
オポジションになるところへ、
ドラゴンヘッド-テイルの軸が重なって起こります。
今回は天秤座太陽-牡羊座月で起こるわけですが、
この太陽の至近距離に金星、月とくっついて天王星
それぞれ、位置しているのです。
2者(ドラゴンヘッド・テイルも入れれば3者)で作る形に
さらに2者が交わることになるわけです。
も一つ言いますと、今ふわっとできてる火のグランドトラインを
この食の形は、まっすぐ貫くように重なっています。
「カイト」と呼ばれる大模様(コンフィギュレーション)です。
カイトは、真ん中の矢の部分(今回は月食のライン)が
全体を動かす動力になる、と言われたりします。
一対一の、とても新しくてパワフルで
不思議な親和感に満ちた関わりが、
情熱や意欲、自己主張のうねりを先導していくようなイメージです。


一方、逆行中の水星は週末に天秤座に戻ります。
上記の「カイト」は大変輝かしく、明るく、
「前進」の雰囲気をぐりぐりかもしだしているわけですが
水星逆行はしっとりじっくりと、
掘り下げるように進みます。
このコントラストもまた、とても印象的です。
ただ明るく強いだけではない、
何か複雑な展開がそこに、ふくみこまれている感じがします。


全体にとてもおもしろい形で
冒険者が笑いながら、楽観的に
花も嵐も踏み越えていくような感じの形なのですが
水星逆行や食というターニングポイント、
また、天王星という少々トリッキーな星などの「アヤ」が多く、
今週はいろんな意味で「混乱」することもあるのかも、と思います。
「これをやったら、当然こうなるべき」
という予測が、あまり通用しない感じだからです。
「誰がなんと言おうと、こっちにいく!」
みたいな自己主張や勢いは、
自然、状況を揺さぶり、混乱を引き起こします。
でも、そのこと自体は決して悪いことではなく
むしろ、「王様は裸だ!」と叫んだ子供が引き起こした混乱のように、
とても大切で正直な動きなのではないかと思うのです。


ドラゴンヘッド・テイルの解釈は様々ですが
私は、なんとなく
自分の外側に開かれていく結びつきや
時間や物理的条件を超えた「縁」を感じさせるポイントだなあ
と思うことが多いです。
今週の「混乱」「ミラクル感」「想定外感」は、
最終的には決して
「デタラメ」ではなかったことが解るだろうと思うのです。
そのあたりを、大いに楽しんで行きたいなと思います。


今週はそんな感じです。


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