2008/10/27-11/2の空模様。


物々交換
というのは、最近あまり流行りませんが
学生時代などはけっこう見かけました。
こっちでいらなくなったものを渡し、
相手の不要品をもらう。
交換した時点で、お互いに「必要なもの」が手に入ります。
この場合、それぞれの元値を気にする人もいるでしょうが、
それが自分にとって本当に必要だったり
価値あるものだと思えたりする場合、
「一般的にはいくらで取引されるのか」は
考慮する必要はありません。


何かを使う時にその人が感じる「価値」は、
計数的に測れるものではなさそうです。
人が満足したとき、頭の中に流れるアドレナリンかなにかの量を測定して
それを数値化して、物の価値とする
なんて、もしできたとしても、ナンセンスです。
同じ本を読んでも、それをおもしろいと思う人もいれば
退屈だと感じたり、人によっては怒り出す場合もあります。
自分が何かに対して感じる「価値」は、
他人のそれとは全く違うのです。


今週、貴方はだれかと何かを「物々交換」しそうな気がします。
それは、貴方を取り巻く環境を刷新するために行われます。
その交換が貴方の環境を変えるのです。
これは、物理的なものかもしれませんし、
手では触れないものかもしれません。
交換した時点では、
もしかしたら、その価値がはっきりわからないかもしれません。
でもそれを使っていくうち、
その、貴方にだけ感じられる価値が
姿を現すだろうと思います。