2008/11/24-11/30の空模様。

いて座

ハッキリとした変化が感じられるはずです。
おそらく今週は何らかの、
強い印象を残す出来事が起こるのではないかと思います。
或いは、貴方自身が、
ハッキリした意思表示をしたり
思い切って行動を起こしたりするのかもしれません。
いずれにせよ、それは、
先週に引き続き、
夜と朝を分けるような、
過去と未来にラインを引くような、
そんな深く濃い意味を持つことだと思います。


星占いの世界では、
カレンダーや時計で刻まれる時間とは
少し違った時間が語られます。
更に言えば、時間というのは、
体験され、積み重なるものであり、さらに、不可逆です。
「この星がきたら今はこういう時期で、
　この星がいなくなったら、また元に戻るのだ」
という発想をする占い師もいるようですが
私にはそうは思えません。
お湯を沸かして、カップラーメンにお湯を入れて、
三分待って、カップヌードルができあがります。
この変容は不可逆です。
お湯をこぼせばもとのドライな状態になるかというと、
そうではありません。
未開封のカップヌードルは、それを長期的に保存するためにつくられた状態です。
それにお湯をかけると、食べるための状態に変化します。
目的があり、状態があって、それは変化していき、元には戻りません。


星で語られる時間は、そういうものだと思うのです。
星がきたからこうなって、星が去ったらその効果が抜ける
というのは
薬を飲んだら頭痛が止まったけど、薬の効果が切れたらまた頭痛がし出す
という考え方と似ています。
私は、星というのは
そういう薬みたいなものではなくて、
頭痛の根拠それ自体の変化を示唆するものだと思っています。


上記の例で行けば、今週、
頭痛が「終了」したり、
カップ麺が三分経って「完成」したりするような
そんな印象的な出来事が起こるのではないかと思います。
頭痛やカップ麺ではいかにも身近で小さなたとえです、
このプロセスに貴方はおそらく
少なくとも１０年以上を費やしてきただろうと思います。
最も少なく見積もっても
１年はかかっているはずです。
それだけかけて完成させたものが、
貴方の「目的」を、変えてくれることになるだろうと思います。