2009/1/5-2009/1/11のホロスコープ。

あけおめっす、石井ゆかりです。
私は東京在住なのですが
年明けからからっと晴れていて、うれしいです。
これを書いてるのは二日なんですが
六日くらいまでなんとなーくゆらゆらした星回りで
私もなんだか、調子を合わせるみたいにゆらゆらしています。
今朝は、なんかしらないけど
むっちゃ寝てしまいました。
起きたら10時でびびりました。
自分が怖い。


で。
今週の空模様ですね。
今週は、まず6日に木星水瓶座入りするのが
おおきなイベントです。
ここからさき、一年ほど、
木星水瓶座を運行し続けます。
2010年1月の18日です。
お、この日は金星も移動する日だなあ・・・
直前に新月、水星逆行明けかあ
いえ
それは来年の話です(失礼


話を元に戻します。
木星水瓶座入り。
木星は2008年は山羊座にあったわけで、
ここで一年間のテーマが次に進む、ということになります。
フロアを一個あがるみたいなかんじでしょうか。
勢いよくスタートを切る!
と言いたいところなんですが
実は、12日からの逆行に向けて、水星が減速しています。
水星が減速し始めると、
なんとなく物事の進行がもたつくんですね。
なので、全力スタートダッシュ!というよりは
ちょっとジャブをうちつつ、様子を見つつ、
たらたらと進み出す
といったイメージになります。
更に言えば、太陽と火星が山羊座にいて
「去年のテーマ」
を刺激し続けています。
水星が逆行を終え、火星が水瓶座入りするのが
2月のアタマ、6日くらい。
ここまでは、2008年のテーマについて、
まだごりごりとがんばることになろうかとおもう、わけです。
折しも2月9日は食なので、
つまり、この1月から2月初旬は
2008年のテーマをしっかりやり遂げつつ、先を眺める
という雰囲気に満ちています。


「先を眺める」
に当たるのが、先に挙げた木星水瓶座入りです。
ですから、今週あたりから
「先」
に関する話がぼつぼつと出てくると思います。
ただそれは、即実行!みたいな感じではなく、
じゃあ二月以降、三月以降にやるとして、
そこまでに練りましょうか
みたいなイメージです。
ゆっくり進み出せばいいわけですね。


さらに。
金星が魚座入りします。
これは4日日曜の動きなので
厳密には今週の動きではないのですが
まあ、体感的には
「月曜から金星魚座!」
という感じだと思います。
魚座の金星は、大変ゴキゲンになります。
星座によって星が機嫌を良くすることがあるのですが、
金星は魚座が好きなのですね。
金星は愛の星、そしてお金の星でもあります。
今、財政的には辛い人が多い社会情勢だとおもうのですが
魚座は助け合い、犠牲の星座です。
お互い助け合おう、という気持ちが、
具体的な利益のほうにもいきわたるのかもしれません。
愛情関係も、なんとなく
優しく、穏やかになってくると思います。
気持ちが流れたり交わったりしやすくなると思います。


そして週末、
11日に蟹座で満月が起こります。
この満月は、土星とぴったり60度の角度を作ります。
太陽・月・土星のあいだで「調停」という形ができあがります。
土星は2007年10月から今の位置、乙女座にいました。
そして太陽がいる山羊座は、土星の支配する星座で、
2008年に木星がいた場所です。
この形に対して、蟹座という「月の本座」で
満月が起こる。
これはなかなか印象的です。
この次の日から水星が逆行するので、
これらの配置を鑑みるに、たとえて言うなら
「2008年に積み立てた目に見えない定期預金が満期になる」
というイメージがあります。
もっと言えば、2007年からつみあげた努力が実って、新しい形にうまれかわる
2007年秋から2008年いっぱいに育てた蛹が羽化する
というようなイメージが湧いてくるのです。
羽化する
というのは
びっくりするような現象です。
蛹の、地味な色彩とよくわからない形に比べ、
羽化した後の蝶々は、想像もつかないほど大きく、鮮やかな色をしています。
この満月の形は、なにかそんな、
積み立てている最中には予想もしなかった大きく美しいもの
が出てきそうな感じがするのです。
いや
私が勝手にそう感じるだけなんですが。


この時期は「過去」がどうも、気になるのです。
新年ですから、心機一転、昔のことなんか全部忘れて、
生まれ変わった自分で走り出したい!
というお気持ちの方も多いと思いますので
こんな事書くの、気が引けるのですが
でも、そうです。
たぶん、まだやりきれていないことがあるのかもしれません。
蒸し返されたり、戻ってきたりして
それと相対することなしには
ちゃんと未来に進めないのかもしれません。
あるいは、捨て去ったつもりのものが
ほんとうは、新しく始めるべきものなのかもしれません。


今週はそんな感じです。


年末年始、
ガザの空爆コンゴについてのニュースなど
いたましいできごとがあったようです。
はっきりしたことは私なんかにはほとんどわからないわけですが
苦しんでいる人がたくさんいると思うと、無力感に苛まれます。
火星が山羊座に入り、冥王星と重なったタイミングで
なにかが「噴出した」という印象を持ちました。
冥王星は、人間の根源的な欲求と関わる、とされる星です。
根源的な欲求、というのは、
生き物が生きるということそのものと関わる、と同時に
人間社会では隠蔽されやすく
自覚されにくく
そのため、つもりつもって無自覚に噴出するような力です。
更に言えば、それは噴出口をいつも探していて
一人が引き起こすことはできなくても
大勢で、大きな正当性を創り出して
そこで、噴出が実現する、という傾向もあるような気がします。
火星は特に、その暴力的な面への刺激を感じさせます。
こういうことについては、
個人としてはどうにもならない部分が大きいと思います。
ですが一方で、自分の生活の中にある冥王星、と考えたとき、
やっぱり、否応なく自分の中にある
「本当の望み」というものから、
目を離さずにいなければ、と思います。
それを管理し押さえ込もうとするのではなく、
それの話を聞き、それを感じることからしか、
なにもできないだろう、と思えるのです。
なにしろ、それは、生きる力そのものだからです。




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