2009/3/9-3/15の空模様。

ハンコとか
結納でおさめる昆布みたいな謎の品物とか
手付け金とか
保証金とか
ミサンガとか
婚約指輪とか。
みんな、約束や意志、関係を証明するための「もの」です。
折しもホワイトデーですが、
そこで移動する「もの」もまた、
そんなものたちの一種です。


今週、何らかの形で
上記のような、
「約束や関係をむすぶための物」
がやりとりされそうな気配があります。
そういうものを軽々しく扱うことは出来ません。
それは、単なるもの以上のものだからです。
自分で買ってきたケーキは冷蔵庫へ直行ですが
お客様が持ってきたお菓子は神棚に上げます。
今週やりとりされる「もの」は、神棚の方です。


おそらく、ものを介して約束や意思表示をするのは、
瞬間的に流れ去ってしまう言葉というメディアを超えたい、
ということなのかもしれません。
あるいは、自分の財を相手に与えるという「損」を
相手のために負ったぞということで
本気度を表現しているのかもしれません。
神棚に上げるというのは
その本気度をくみ取ったぞ
ということの表現なのかもしれません。


言葉では伝わらないなにごとかが
そこに込められているのだろうと思います。
そこにこもっている意味や約束をお互いにくみ取れたとき、
劇的な変化が起こるかもしれません。