2009/3/16-3/22の空模様。

霊能者や霊媒師と呼ばれるような人が
「その人は自分が死んだということにまだ気づいていないようです」
などと言います。
そうか、死ぬと、何かを理解することは難しいのか
魂はあるかもしれないけど、頭脳がないんだからなあ
などと、妙に納得してしまったりします。


ですがここでふと
自分が今生きているということに気づいてるのだろうか
という疑問が湧くのです。
確かに、私たちは、
生きてるつもりで生きています。
でも、改めて「生きていることに気づいてるか」と考えると
ちょっと微妙な感じがします。


自分が死んでいるということに気づく
という以上に
自分が生きているということに気づくのは
結構難しいことなのかもしれません。
私たちは、
重力に引っ張られて地球に立っていることや
地球が自転していることなどを
頭では知っています。
動いているのが太陽ではなく地球の方だということも
よく知っています。
でも、結局は
重力に引っ張られている、とは感じていませんし
ぐるぐる回っている気もしませんし
太陽の方で登ったり降りたりしていると感じています。


今週、何か不思議なかたちで
生きているということに気づかされるのでは
という気がします。
それは、心の奥底に作用する何らかの力が
もともと持っていたスイッチを押してくれるような出来事だと思います。