2009/4/27-5/3の空模様。

選手宣誓
というのは、
たいてい、あらかじめ原稿が組んであり、
それを叫ぶものだろうと思います。
代表がのたまうわけですから、
代表は、他のたくさんの選手の思いを代弁しなければなりません。
自分の個人的な気持ちを吐露すればいいというものではありません。
でも、
その人の心にある真実の感情がそこに表れているとき、
それは、聴いている観衆の心の深い部分を打ちます。


この時期、あなたは何らかの形で
「宣言」を行うようです。
あるいは「約束」かもしれません。
それは、考え深いあなたらしく、
いろいろな人の思いを考慮した結果の、正しいと思える結論だと思います。
でも、そこにあなたの本当の気持ちが組み込まれていなければ
誰もその約束を信じることはできません。
理性や論理と、本当の気持ちは、
ときどき、食い違います。
この時期の約束や宣言は、あなたの本心なしには機能しません。
もし、一度宣言してから
「やっぱり自分の心に沿わない」
と思えたなら
それを覆すことも可能です。
問題は、約束を守るかどうかとか、
宣言を変えるかどうかではなく、
あなたの深い心情がその約束にちゃんと反映されているかどうかです。
頭のなかに説明や理由がたくさん浮かぶときほど、
本当の思いは隠されているものです。
理屈もクソもない、と思えるなら、
今はそれが最も大きな正解だと思います。