2009/5/11-5/17の空模様。

愛しあってるかーい!
と叫んでくれた、忌野清志郎氏が、
先頃、逝ってしまいました。
彼の歌には、私も個人的にいろんな思い出があって、
なかなかじんわりした痛みが抜けません。


彼は「愛し合ってるかい」と呼びかけるとき、
こんな話をしたそうです。
世界は今この瞬間も、
戦争や虐殺や飢餓に苦しむ人で満ちている。
いつになったらそれがなくなるんだろう。
だからみんなに聞きたいことがあるんだ
愛し合ってるかい?
と。



世の中は、解り合えないことで満ちていて
人と人とは徹底的に断絶していて、傷つけ合っていて
ときには、愛する人の気持ちさえわからなかったりします。
でも、彼はやっぱり
愛し合うことができるし、それには意味がある
と思ったんだろうと思います。
それを信じていたんだろうと思います。


この時期の射手座には、
そういうことができるんだろうと思うのです。
現実にはいろいろある、
溝や、諍いや、奪い合いや、利己主義やウソ、
遠い世界ばかりでなく、
身近な人のそれもしょっちゅう目にするし、
自分からもそれが出てくるし、
やってられない気持ちにもなります。
「それでも、愛し合っていくことをめざそう!」
と思えるのが
射手座の楽天であり、射手座の哲学なのだ、と思います。
そんな燃えるようなあかるくあたたかいものが
貴方の中から出てきて、何かを変える時だと思います。

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出典
http://d.hatena.ne.jp/takuya/20090503/1241360712