2010/7/5-7/11の空模様。

今まで知らずに来たことを、たくさん知る
という感じがします。
でもこの「知る」ということは
「情報収集」とか「本を読む」とか
そういうこととはまるで関係がないようです。


人はこういうふうに思うことがあるんだ、とか
人はこんなふうに行動することがあるんだ、とか
そんな
「本物」を見て「本物」を知る
というのが、今週の「知る」ではないかと思うのです。
それは、誰かと本当に接触したときでなければわからないことで、
その時間を、他者の狭間で生きるということの中からだけあらわれる、
ある種の「現象」です。


オーロラやダイヤモンドダストや蛍がどんなふうに光るのか、
どんなに説明してもらっても、それはわかりません。
さらに、それらの光が人間の心にどんな意味を持っているのかも、
それを見ることでしか、知りようがありません。
今週わかるのは、そんなことに似ているだろうと思います。
詩や音楽は、人の心に蓄積したそのような知同士を共鳴させるためにあって
私たちは詩や音楽に触れたとき、詩や音楽それ自体にではなく
それらと結びついた、自分たちの心に眠るオーロラや蛍の光についての知によって
心を震わせるのだろうと思います。





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