2010/11/1-11/7のホロスコープ。

こんにちは、石井ゆかりです。
これを書いてる朝は台風一過、
なんだか静かです。
終わらないんじゃないかと思えた夏もいつの間にか終わり、
すでに冬物のコートを出して、
毎朝靴下はくようになりました。


季節だけじゃなく
人間の状態や気分、状況なんかも
ずーっと同じなんじゃないかと思えても
いつの間にか変わっていくもんなんだなあ、と思ったり、いたします。



今週の空模様ですね。


今週はなんといっても、蠍座新月です。
6日に起こるわけですが、
ホロスコープの上では、蠍座で太陽と月がコンジャンクションし、
そこに土星が30度している、というかたちになってます。
おもえば、9月の中程から金星・火星が蠍座にいて、
火星が射手座に移動するのと入れ替わりに
水星も蠍座に入り、
9月半ばからずーっと「蠍座集中」の状態が続いていたわけです。
この「蠍座集中」状態が、水星と金星の移動により終了するのが
来週8-9日のことなので、
今週はつまり
「9月からつづいてきた蠍座集中シーズンの着地点」
と位置づけられるような気がするのです。
それも、天秤座の支配星である金星が蠍座に長期滞在したところで、
天秤座土星セミセクスタイル新月なので
この「蠍座集中シーズン」が単なる短期的なイベントで終わるのではなく
ここで起こったことがこの先の長い未来に
ちゃんと根を張っていく
ということを示している気がするのです。
土星は「時間」を扱う星ですから、
土星が絡むと、短期的なテーマとして終わるのではなく
「その先長いこと続いていくもの」
に結びつく感じになるわけです。
土星が「厳しい」だの「辛い」だのと言われるのは
長い時間に耐えるものを作ろうとする覚悟がそこに、あるからだと思います。
短期的にきらきらして 終わってしまうだけのものは
簡単でラクチンですが、
長く保たせよう
と考えると、手間もかかるし知恵も要るわけです。
今はなんでも「簡単・便利、気軽・手軽」がイイイイって言われる社会なので
土星のような長期的に半永久的に何かを保たせようとする星が嫌われるのも
まあそうだよなあ
という気がしたり、いたします。


ちょっとフライングですが
来週8、9日になると、水星は射手座に抜け、金星は天秤座にいったん戻ります。
金星は11月末にまた戻ってきますが、
そこまでは、今までとは全く別の空気が満ちてきます。
なので、9月半ば頃から続けてきたことがあれば
それを「完成させる」ことが、このタイミングのメインテーマなのかもしれません。
「完成」というと新月よりは満月っぽい感じもするのですが
満月は、わりと短期的なサイクルの「完成」ポイントみたいなんです。
長期的なテーマを扱うときは、新月の方が現れてくる感じがある気がします。
たとえば、ある地方では
「1年草とか短い期間で収穫できるものは上弦で植える」
「樹木など長期的に育てるものは下弦で植える」
という考え方があるそうです。
今週はなんとなく、
1週間とか1ヶ月とかそういう短いスパンではなく、
過去と未来に渡って年単位で時間を感じるときなのかなあ
という感じがしました。



今週はそんな感じです。



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