2011/3/21-3/27のホロスコープ。


こんにちは、石井ゆかりです。
あの日から、もう一週間が経ってしまいました。
すごくすごく長かったような気もするし
早すぎるような気もします。


この一週間、私はネットにほとんどはりついてました。
タイムカプセルみたい、と思いながら
ネットに流れる災害情報をひろいあつめ、
これは、とおもえる雑談を収集して、ブログに上げる日々でした。



被災地にいらっしゃって、ネットがつながるようになった皆様からも
いくつか、メッセージを頂きました。
仙台の方、石巻の方、福島の方、等々、ほんとにうれしかったです。
ありがとうございました。
お返事しようと思ったのですが、
まだまだ、連絡手段や電力などが限られている地域もあるようなので
踏み止まりました。
ここで、お返事のかわりとさせて頂きます。
なにもできないという無力感の中にいるわけですが、
それでも、「占いが読めてよかった」という内容のお便りを被災地から頂いたとき、
胸が震えました。ほんとうにありがとうございました!!



そういうわけで今週も元気にまいります、空模様です。
今週は、春分の日から始まります。
春分の日とは、「太陽が牡羊座に入る日」です。
星占いでは、この日が「元旦」みたいなものです。
これで牡羊座に4星が集合したことになります。
牡羊座は、生命力そのもののような「はじまり」の星座です。
ここに星が集まってくるときは、
初々しい、生まれたてのような純粋なパワーが強調される、
というふうに捉えられます。


ともあれ、牡羊座は決して、
ウソをつかない星座です。
ごまかしがない星座です。
ですから、
「やりたくないことはやらない」
「できないことはしない」
というところもあります。
自分の欲する所にとても正直ですし、
いい意味でのワガママさを持っている星座です。
遠慮して小さく縮こまってしまうところがありません。
自分の生命をストレートに拡大していこうとするパワーが
牡羊座に象徴されているのです。
ですから、
今、自分に必要なことをする
ということを
直球でできるんじゃないかと思います。
たとえば、ひたすら眠ることが必要な人もいるでしょうし、
その逆で、ずっと動き回っていることが必要な人もいると思います。
それは、周囲から期待されてそうする
というよりは、
自分の生命力が求めているナマなニーズにダイレクトに応える
ということなのだろうと思うのです。


さらに。
27日、金星が魚座に入ります。
移動する寸前に、海王星と重なります。
海王星は、無意識とか、目に見えないものを扱う星です。
海王星魚座の支配星なので
象徴する分野が非常にかさなるところがあるのですが、
涙(うれし涙も悲しい涙も怒りの涙も笑いの涙も区別しません)を象徴する星です。
金星はご存じのとおり、愛と美の星です。
そして水瓶座は、友情やフラットな人間的ネットワークを象徴する星座です。
人の心が大きくつながって、それが具体的な事物を動かしていくような
そんな出来事が起こればいいなあと思います。


天王星の移動が、「時代」の節目のようなものを象徴している
と二週間前に書いたときは
まさかこんなにも違った気持ちで生活するようになるなんて
想像もつきませんでした。
たくさんの方が悲しみの中で不自由な生活に疲労を感じ、
深い苦しみに沈んでいらっしゃいます。
その一方で、
なんとか一歩でも二歩でも前に踏み出そうとする人々もまた
たくさんいらっしゃいます。
まだ動けない人もいれば、
動かずにいられない人もいれば、
動けるような状態ではないけれど動かざるを得ない人もいる、
ということだろうと思います。
それぞれがそれぞれの状態でいて良いのだとおもいます。
というか、
それしかないのだ、と思うのです。
どこにも「正解」がない中で、不安を抱えながら、
みんながそれぞれに、決断を下しているのだと思います。
それは、災害の時でなくてもそうなんだと思いますが、
今は一層、「正解のなさ」への不安が強くなっているような気がします。
どこかによりよい正解があるのだろう
と想像してしまうから、罪悪感が生まれるのかもしれません。
でも、「正解」なんてどこかにあるものではないと思うのです。
自分にとっての真実、というのはあっても、
教科書に書いたような正解っていうのは、ないんだろうと思うのです。


火星は魚座に、木星牡羊座に位置しています。
この形は二月末から続いていますが、
魚座牡羊座も、
「教科書的正解」があるとは考えない星座です。
魚座は究極の利他を象徴する星座で、
牡羊座は利己の根源にある生命力を象徴する星座です。
どちらかだけが正しい、というのはマチガイですし
両者を数直線の両端に並べて「真ん中がよい」というのも
なんだかおかしい気がします。
両者は混じり合い、反発し合い、
負け合ったり勝ち合ったりしながら、
じょうぶな縄を綯うための二本の糸のように
組み合わさって伸びていく物なのではないかと思います。


今週はそんな感じです。

        • -


回覧板メルマガは今週もこちらで。
読みものはないです。星の情報だけ。
http://st.sakura.ne.jp/~iyukari/mb/20110320mailmag.html