2011/5/16-5/22の空模様。

難解なことがするりと理解できたり、
分厚い書物をさらさらと読めたりするのは
その中に「自分と関わりのあるもの」が
住んでいるときだとおもいます。
強い関心を寄せていること、
「我がこと」と感じられることなら
どんなに抽象的でも
どんなに複雑でも
その中に入っていって、
自分のものとして馴らしてしまうことができます。


今週、そんなふうに何かを吸収できるかもしれません。
あるいは、誰かとのコミュニケーションにおいて
そんなふうに理解し合えるタイミングがあるかもしれません。
みんなが退屈して居眠りしてしまうような講義を
頬を紅潮させ、胸をときめかせて聴き入ってしまうのは
そのテーマが「自分とつながっている」と感じられるからだと思います。
誰に話してもわかってくれなかったんだよね、この話
と相手が言ってくれたとき
軽い誇らしさを感じるものですが
そんなタイミングもあるのではないかと思います。