2011/8/1-8/7のホロスコープ。

こんにちは、石井ゆかりです。


今週の星の動きは、かなりビビッドです。
31日に新月で、その獅子座の月のまま、
一ヶ月がはじまるわけで
基本的に「スタート」のタイミングなのですが
さらに水星逆行開始、
火星の蟹座入り、
海王星水瓶座入りと、
「潮目の変化」
が強調されている週なのです。
とはいえ
スタート!新鮮!
という、おもいっきり前進なイメージではないのは
水星逆行開始、
海王星水瓶座入り
というところに、よくあらわれています。
海王星は4月頭から魚座に入っていましたが、
ここで水瓶座にいったんもどり、
来年の2月3日にやっと、魚座に「行ききる」ことになるのです。
ですからここから来年2月頭までは、
1998年くらいから来年くらいまでのあいだに体験した海王星のテーマについて
見直したり忘れ物を取りに行ったり
というような作業が発生するんじゃないかなあという感じがするわけです。
まとめる、という感じもあるかもしれません。
でも、海王星のテーマって
ちょっともやんとして、とらえどころがなかったりもするんですね。
深層心理とか、目に見えないもの、
弱さの強さ、社会的常識的価値観に捉えられないような価値。
悲しみとか傷とかの「意味」とか「価値」。
人生のどこかの部分で、
そうしたものをパンの生地のようにこね上げてきていて
そのこね上げる作業が収束し、
最後、パンを焼く
みたいなことになったりするのかななんて想像したりするわけです(個人的に


水星逆行も、海王星
なんとなく「過去」に結びついていく感じの要素です。
前だけを見て突き進むのではなく、
今までの物語と、そこに生まれ続けていたものについて
もう一度問いかけるような
そんな作業を感じさせます。
火星も蟹座に入るわけですが
蟹座は「終末宮」と呼ばれることもあったりする、
「たどり着く場所」のイメージが与えられている星座です。
ここにも、なんとなく、
ルーツとか、過去から連綿と続いている結びつきに
スポットライトが当たっている気がします。


新しいものばかりもとめたり、
前進することばかりを貴んだりすることを
いったんやめて、
ふり向くこと、立ち止まること、ちょっと戻ってみること
時間をゆっくり使うこと
などに軸足を置いてみると
充実した時間になるのかもしれません。
このドロリッチな時間帯は、
水星順行で「明け」感があるだろうと思います。
水星順行は26日からです。
それまでは「ゆったり構える」というのが
ぴったりくる方針なんじゃないかと思います。


今週はそんな感じです。