2011/9/26-10/2の空模様。


たぶんこうだろうな、
と思っていたことを確かめたら
実は全然違っていた!
ということが人生では、たまにあります。
悲観的な予測も、楽観的な期待も
そういうケースがあります。
人間は「こうだったらいいな!」とか
「こうなったらいやだな!」などと強く思うと
その予測を否定するような兆候に気づかずにいられる生き物なので
予測に反することは、ギリギリまで気づかずにいられたりするのです。


でも、予測したことに反することが
いちがいに「望ましくないこと」だとは言えません。
たとえば「こうだったらいいな!」とは違う結果だったとしても
その結果が必ずその人を悲しませるとは限りません。
期待を上回る、素晴らしい奇跡
というのだって、あるわけです。
強すぎる期待や悲観は、そうした可能性を
つぶしてしまうことすらあります。


今週は、誰かについて楽観、あるいは悲観していた
「多分こうだろうな!」
とは違うことが解ってくるかもしれません。
楽観も悲観も、所詮は「想像」にすぎず、
自分の頭の外には出ることができないのです。
自分の頭の完全に外側にある「誰かのこと」は
大抵、自分の頭の中の想像には合致しません。


相手の中にある光に触れるには勇気が要りますが、
それは、悲観や楽観とは関係がない、
純粋で美しい光なのだろうと思うのです。