2011/10/24-10/30の空模様。


誰かと一緒にいて、安心できるのは
その人の心が変わらない、と思えるからです。
もし、表情が様々に変化したとしても
それは海の水面が波立っているだけで
普段の水位の変化が一定の幅の中で安定しているなら、
やはり、安心していられると思うのです。
波立っても、波はいつか収まり、おさまった状態は
やっぱりあの晴れた日の、凪いだ海なのだ
と思えるからこそ
安心できる、というところがあると思います。


このことは、誰かの「キャラクター」についてではなく、
「関係」そのものにも言えることだと思います。
お互いの関係が、その時々に感情の波に波立ったとしても
いつも戻る水位が変わらない、と思えていれば
その関係に安心できるはずです。
この時期、そんな「安定水位」「戻っていく場所」について
ある種の確信が得られるのではないかと思います。
これは、心がぐっとあたたかくなるような、
人生を充たしている空気の密度がふと、濃くなるような
そんな体験ではないかと思います。