2011/11/21-11/27のホロスコープ。

こんにちは、石井ゆかりです。
あっという間にもう11月も後半ですね。
あと今年も1ヶ月なんて・・・・
とはいえ今年は
社会的にも、個人的にも
あまりにも重大なことがありすぎて
「時間が経つのが早いです!」なんてさっくり
言えないような気がします。


とはいえ
押し詰まるにはまだちょっと早いですね、
今週の空模様です。


今週はけっこう「転換点」なんですが、
さっくり「前進!」みたいなすっきりしたターニングポイントではなくて
ちょっとおもしろい、複雑さのある曲がり角なんです。
というのも
23日に太陽が射手座入りし
25日に日食(日本からは見えません)がおこり
更に同日、水星が逆行を開始し
その翌日、金星が山羊座に入るのです。
「風が変わる」
「雰囲気が変わる」系の動きが
4つもかさなるわけで、
先週と今週で「大きく雰囲気が変わる!」というイメージが
ぐりぐりと強調されていると言えます。



金星が山羊座に入ると、
既に出来上がっている
木星・火星・冥王星の地のグランドトラインに金星が参加することになり
これまた「のしっ」と、厚みが増す感じになります。
更に言えば、今までは金星と木星のミューチュアル・リセプションがあったのが
ここからは金星と土星のMリセプションになるわけで
このあたりも雰囲気がきりっとかりっと変化するポイントになりそうです。
活動宮といえども、地の星座にはやはり、
どっしりしたマイペースな空気があって、
進み方は、堂々とゆっくりしたものとなる気がします。
水星も逆行に転じるため
さくさくかろやかに進むイメージは
今週からしばらくは、お預け
という感じです。



濃厚さ、貪欲さ、正直さ。
現実的な価値、パワー、具体化、「かたちにすること」。
こうした、だれもが認めざるを得ないようなたしかなものを目指して
ここからしばらく、のしのしとゆっくり進むことになると思います。
頭で考えたことを現実にしようとすると、
たいてい
「あれ?こんなはずじゃなかったよな」
「計算ではうまくいったのに、やってみたらどうしても合わない」
などの矛盾が出てきます。
「うまくいくとおもったのに、うまくいかない」部分は、
さらに論理を重ねて解決するよりは
五感を使って、現実の中で
少しずつ換えてみたりしながら「答えを産み出す」ほうが
早かったりします。
この時期は、理屈で計算したとおりにキレイにゆかないことがでてきたところで
それを、矛盾に充ちた感覚や感受性をもちいつつ
確かに手応えのある現実を立ち上げていく
というプロセスが生じるのではないかと思うのです。
いわば「たたき上げの勘」がものすごく役に立つような、
失敗を重なったことで、かえってそれを得難い経験や知恵にできる、みたいな
そういう雰囲気の時期だと思います。


新月は「始まり」を象徴するとされていますが
日食はその中でも、もっとも「始まり」感の強いタイミングです。
水星が身を翻すのと時を同じくして食となる今週、
新しく生まれるものと、
通ってきた過去の道筋とが
不思議な具合に交差しながら連携する
という感じの出来事が起こるかもしれません。


水星逆行開始と食がかさなるということで
不安感や不安定さを感じたり
あるいは、体調を崩したりする人も多そうです。
でも、いつも書くことですが
ターニングポイントは
揺れるのです。
電車でも、ターミナル駅とか曲がり角では揺れます。
飛行機も、離陸と着陸の時は、揺れるのです。
時間の曲がり角でも、揺れたっておかしくはないですし
電車や飛行機がそういうタイミングで揺れても
別にそれ自体は問題ないわけです。
なので
このタイミングで妙に不安になったり、辛くなったりしたならば
「ああ、ゆれてる」
と思ってみると
すこし、追い詰められる感じから開放されることもあるんじゃないかと思います。



今週はそんな感じです。