2011/11/21-11/27の空模様。


花が開くのをじっと見ていたことがあるでしょうか。
花にも寄りますがたいていは
それが開く様を「動き」として捉えることは
なかなか難しいと思います。
映像に撮影して、早回しで再生してようやく
それを「動き」と感じることができます。


今週以降、貴方の世界には大輪の花が咲くのですが
それを「動き」と捉えることは
多分、難しいと思います。
それほどに進み具合がゆっくりで、
ほんのりしているのです。
何でもかんでも展開の早さや刺激の強さばかりが求められる昨今、
ひそやかな反応や小さな温度の変化を
すうっとキャッチする細やかな感受性が
失われつつあるのかもしれないと思います。


「えんどうまめのお姫様」というお話がありますが
今週以降、獅子座は「えんどうまめのお姫様」であれかし
という気がします。
あるお姫様が、本当のお姫様かどうかを調べるために
姑であるお后は
彼女が眠るベッドにひとつぶの豆を置き、
その上に何重にもお布団を重ねて、お姫様を寝かせるのです。
すると翌朝、
お姫様は「身体が痛くてちっとも眠れません」とこぼすのです。
本当のお姫様は、それほどにも
感受性の鋭いものなのだ、というお話です。
おとぎばなしだけに、荒唐無稽なお話ですが、
「感受性の鋭さ、ゆたかさ、濃やかさ」というのは
本当のことや大切なことをしっかりみわけるために
どうしても必要な力なのかもしれません。