2012/2/27-3/4の空模様。

全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。


今週は、いきなり空模様いきます。
今週は、2つの180度が目に止まります。
いわゆる、オポジション、というやつです。
太陽と火星のオポジション、そして金星と土星のオポジションです。
どちらも週末にできあがるんですが、
２つの星が正確な角度に近づいて行くことを「アプライする」などといいまして、
まあ、そっちに「向かって行ってる」感じがあるわけですね。
オポジションは、結構激しいかたちです。
ばーんとブレイクスルーする感じの形です。
現在、土星がとても元気の良い状態が続いているのですが
それに対して、土星のいる天秤座の支配星である金星が、
牡羊座から180度を組み、
さらに、この牡羊座の支配星である火星に対して
魚座の太陽がオポジション、という
なんとなく力が相互に、密に行き来し照るみたいなイメージが湧いてきます。
ぶつかってるんだけれど、そのしたになにかが流れている、
というイメージなのです。
そも、金星は牡羊座ではあまり持ち味が出ないとされてるのですが
オポジションは、足の速い星が足の遅い星に対して
「満月状態」になる、というふうに考えることができます。
ディグニティでは、金星の方が分が悪いんだけど
時間のふくらみかたとして、金星の力が土星に対して、MAXに膨らむ
みたいな感じだと考えられます。
さらに、土星のディスポジターでもあるわけなので
単純に「拮抗している」というわけではない感じがあるのです。
ぶつかっているようで、協力し合っている。
つぶし合っているようで、実は支えている。
そんなイメージが湧いてきます。


土星は、時間や制限、外の世界に対する防御と対抗を象徴します。
金星は愛と喜び、楽しさ、ゆたかさ、甘さなどを象徴します。
こうならべると、何となく相性が悪い感じもするのですが、
たとえば
ほんっと！！！！！う！！！にうれしい！！！
っていうのは、
なにかしら強い制限や不安が解除されたとき、ではないかとおもうのですね。
告白してOKの喜びとか
受験に合格する喜びとか
仕事が成功する喜びとか
なんでもそうなんですが
「失敗するかもしれない恐怖」という、真っ暗な深淵がその向こうにあるからこそ、
激しい喜びが生じるんではないかと思います。
辛さや怖さ、耐える時間が長ければ長いほど
喜びは、強く輝いて、胸に刻み込まれます。
土星と金星のハードアスペクトって
そんなことを語りうるんじゃないかという気がするのですね。個人的に。


今週から来週の境目に、
水星は牡羊座へ
金星は牡牛座へ
それぞれ、移動するのですが、
その前に、水星は魚座の世界を一応全うし、（一応、とゆーのは、後で戻ってくるからなのですが）
金星は牡羊座の世界を全うし、ということになるわけで
いわば、水星と金星は「仕上げ」的なタイミングを迎えます。
水星は移動直前に土星と150度になりまして
これも今週気になるアスペクトの一つです。
つまり、先ほどのかたちにくわえて
金星・水星・土星でアスペクトの形ができあがるわけです。
水星のインコンジャンクト（150度）は、
きりっとした金星と土星の正面からの形に対して
ちょっとトリッキーな感じもあります。
なにかと茶々を入れてくるサブキャラみたいな、
面白い役柄が感じられます。
ともすれば、二人だけでは話が進まなかったのが
闖入者によってむしろ、状況がなめらかになる、ということも
あるのかもしれません。


少々フライングですが、
水星は3月の半ばから逆行を始めます。
ですから、もう一度この場所に戻ってくることになります。
今、見落としたり抜け落ちたりしたことがあっても
後で取りに戻ることが出来るかもしれません。


水星が魚座の最後のあたりにさしかかると
コミュニケーションにおいて、
なにかと、ゴチャゴチャしやすい感じもあるかもしれません。
つい本音が出ちゃって、ざわざわしたりとか、
言葉で説明できないようなことを説明しようとして
複雑なやりとりが発生したりとか
そんな動きが起こる感じもいたします。
一方、「言葉ではない言葉」や「行間」が
非常に強い威力を持つ、という感じもする形です。


今週はそんな感じです。

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週報のベスト版、ビブリオマンシー本として
大好評を頂きました「青い鳥の本」ですが、
早くも第二弾「薔薇色の鳥の本」が出る事になりました！
みなさまありがとうございます！！！
今回は少しだけ「恋愛・人間関係」に寄せてみました。
ハーゲンダッツさんでも、またはじまる予定です。
どうぞよろしくお願い申し上げます！！！


ちなみに
こないだの新月に、amazonで予約開始となり
発売は8日の満月になりそうです。
こういうのは、いろんな方面の事情で自然に決まっていくので
「おおお・・・・」という感動を、ちょっと、感じてしまいます。はっはっは。