2012/3/5-3/11の空模様。


こんにちは、石井ゆかりです。
だんだん寒さも和らいで参りました、
と書いたとたんにくしゃみが出た
なんじゃこりゃ。



今週の空模様ですね。
今週はいろいろとハデです。
先週、水星は牡羊座に入りましたが
今週、金星が牡牛座に移動します。
さらに、8日に乙女座で満月となりまして、
火星・木星冥王星のグランドトラインに
ぎゅうっと近づいて行く展開になっています。
このグランドトラインがピークになるのは13日ごろで
ちょうどホワイトデーの頃となっております。
というのはちょっとフライングでしたが
まあそんな感じで
かなりのしのしと星々が歩を進めている、という印象があります。


水星と天王星は重なりかけており、
牡牛座の金星はこの二星にセミセクスタイルを組んだり
その前に魚座海王星セクスタイルかましたりしていきます。
トランスサタニアンがまだみんな移動直後なので、
他の星が星座を移動するとすぐにこれらの星に絡んでいくので
イングレスとトランスサタニアンへのアスペクトの同時進行になるわけで
星が移動するときは自然、
「それだけでは片付かないハデさ」
というのが出てくる感じがいたします。
ぱーんとはじけるような
あるいは、長い時間にすうっとしみこんでいくような
さらには、
ずっとこんな変化はなかったんだけど久々に変えてみた
みたいなことなどが
星の移動と同時に起こりやすいんじゃないかという気がするのです。
特に今は、星が牡羊座とか牡牛座とか
「本来の姿」みたいな場所に多いので、
「目新しいんだけど、でも、本来の自分のやり方にもどるみたいなこと」
があるんじゃないかなという気がします。
「そうだそうだ、自分結構、昔はこういうことするやつだったよ!」
みたいな感じです。


地のグランドトラインは
ほんとに「のしのし」「みっしり」している感じがあります。
「もの」の感触が強く、
人が持っている原初的な物欲、所有欲、みたいなものが
昂然ともちあがってくるイメージが湧いてきます。
欲望する、欲求する
ということは、人間が生きていく上で欠かせないパワーなわけですが
同時に、欲は「悪」とされるものでもあります。
ないとこまるし
あってもこまる
という
不思議なものが「欲求」です。
善とか悪とか、人間がそうしたルールを定めなければならなかったのは
この「欲」という無限とも思えるパワーに振り回されないための苦肉の策
だったのかもしれない、とおもったりいたします。


この時期、そうした原初的な「欲」が
ものごとを動かしていく力になるのではないかと思います。
欲しいもの
って、けっこうわからないのです。
何が欲しいか常に解っている人もいますが、
別に欲しくもないものを必死に追い求めてしまっている人もいます。
あんなに欲しかったはずなのに手に入れたらなんだか飽きた
みたいな人もいます。
これは、本当の意味で「欲しかった」のかどうか、
ちょっと微妙かもしれません。
たくさん食べる人もいれば、少しで足りる人もいます。
睡眠時間も、自分に合った長さというのは人それぞれです。
それを、「人間はこのくらい食べなければならない」とか
「このくらいの長さ眠るのが健康的である」とかいわれたせいで
自分が何をどのくらい必要なのか
解らなくなってしまうことも往々にしてある世の中です。
そうした
「わからなくなってしまった『欲しさ』」を
この時期、体感として取り戻せるのかもしれない
なんておもったり、いたします。


乙女座の満月もまた
そんな「からだ」のことに詳しい感じの配置です。
必要なものを自分に与え、必要のないものを自分からとりあげる
ということが、なぜかとてもむずかしい世界です。
でも、そうして積み重なった矛盾がここで、
ぽん!とはじけ飛んで、
本来自分のためにあるべき姿の「ルール」を
設定し直せるのではないかという気がする、満月です。



今週はこんな感じです。


      • -


週報のベスト版、ビブリオマンシー本として
大好評を頂きました「青い鳥の本」ですが、
早くも第二弾「薔薇色の鳥の本」が出る事になりました!
みなさまありがとうございます!!!
今回は少しだけ「恋愛・人間関係」に寄せてみました。
ハーゲンダッツさんでも、またはじまる予定です。
どうぞよろしくお願い申し上げます!!!


ちなみに
こないだの新月に、amazonで予約開始となり
発売は8日の満月になりそうです。
こういうのは、いろんな方面の事情で自然に決まっていくので
「おおお・・・・」という感動を、ちょっと、感じてしまいます。はっはっは。