2012/7/30-8/5 全体の空模様。


こんにちは、石井ゆかりです。
いやー、暑いですね!!
こないだいってきた石巻は寒いくらいだったんですが
一瞬で雰囲気が変わります。
ベトナムやフィリピンに行ったとき、
「四季」があるっていうのはものすごく特別なことだ
と感じたんですが
季節が「本格化」していくさなかでは
私たちは変化の世界に生きてるんだなあ、と思ったり、いたします。



今週の空模様ですね(もっとたかいとこの)。
今週はなんとなくこう
「大詰め」な感じがいたします。
というのも、
ちょっとフライングですが来週、6日始まりの週に
金星は双子座の長居を終えて蟹座へ、
水星は逆行から順行へ、と、なっていきます。
つまり、
「今までの時間を終えて、新しい時間に入る、その前の週」
という感じになっているわけです。
さらに、2日の満月。
満月はこれまた「積み重ねて来たものがある一定の段階に至る」タイミングで、
これも「大詰め」チックです。
今週はなにかが次の段階に移行する直前に、
一つの完成に至る
というイメージの週だなという感じがするわけです。


さらに。
金星が土星と120度を組みます。
この形は、なんとなく
「待っていた形」
という感じがします。個人的に。
天秤座の土星のディスポジターである金星が、
双子座から土星に静かに角度を組むとき
天秤座と双子座という2つの風の星座が抱えるテーマが
研ぎ澄まされる
先鋭化する
という感じがするのですね。
風の星座は、
思考・関係・物語・論理・正義
を扱います。
火の星座にもしばしば「正義」というキーワードが出てきますが、
火の星座の「正義」は、道徳や倫理に近い「正義」です。
一方、風の星座の「正義」は
相対的な視点を持ち、客観性や合理性を重んじ、公平を期する、という、
あまり「価値」をはらまない「正義」です。
ですから、切り分ける論理の刃物の鋭利さを感じさせるところがあります。
風の星座の「正義」は、熱さより厳しさが勝つ、と言えると思います。
金星は愛の星ですし、天秤座も調和を重んじる星座ですが
この、金星と土星のトラインには
穏やかさよりもむしろ
タロットで言うなら剣のクイーンや女教皇の、
鋭くもたおやかな知恵がにじみ出ている気がします。
本物の愛は、甘くない
と思ったりするわけなんですが、
このかたちにうたわれる愛は、真剣で、甘くない感じがします。
自分も含め多くの人には、
他者の内側にストイックな愛を求め
自分に対しては甘い愛を要求する傾向があるとおもいます。
これを裏返すことができる人ほど
結果的には、愛されるのだろう、という気もします。
そんな転換をこの形が、促しているようにも見えるのです。


今回の水瓶座の満月では、
太陽に対して木星が60度、金星が45度を組みます。
火星と海王星はセスキコードレート、
水星とドラゴンヘッドのトラインなんというのもあって
なかなか華やかです。
水星順行は来週ですが、
順行よりも少し前から「夜明け」を感じる人が
いつも、結構多いようですので
満月に導かれるように、
なにかに「到達していく」人が多いんじゃないかなという気がします。
満月のラインとベネフィックが交わっていることは
なんとなく、単純に嬉しいですね。
どっちに転ぶか解らなかったことについて
予期したこととは一致してもしなくてもとにかく
「嬉しい方向に転がっていく」っていう感じがして
なんとなく、爽やかなワクワク感がわいてきます。


今週はこんな感じです。

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