2012/11/26-12/2の空模様。

こんにちは、石井ゆかりです。
もう12月かい!(真っ青
11月中に、2冊の書籍が発売となりました、
夢占い系の本「夢を読む」
そして、あの「はやぶさ帰還」の写真も収録、「都会の星」です!
サイン会もやります、お知らせはこちらです。
「都会の星」は11月25日です。
告知が直前だったので、まだ埋まってないと思います、皆様お待ちしております!
で、ほんとはもう1冊、今月中かなと思っていたのですが
私が押しまくってしまい、ギリギリ年内、くらいで、頑張って制作中です(汗
それは、ここだけのはなし(?)、
ピエブックスから出ます、「禅語」の続編(?)的な、「親鸞」という本です。
そちらも、どうぞおたのしみに!



今週の空模様ですね。
まず、なんといっても、水星の順行です。
11日から逆行しておりました水星が、
27日の朝、順行に戻ります。
今まで何となく、物事が遅れ気味だったり、
調子が悪かったり、歯車が噛み合わなかったりした人も
ここから、さくさく物事が先に進み始めるんじゃないかと思います。
そしてその次の日の28日は、月食となります。
月食は「満月のすごいの」です。
満月は「満を持して」みたいな雰囲気のタイミングで、
そこまで積み重ねて来たことがガツンと形になったり、
プロセスや努力が「結実」して新しいステージにたどりついたりする時間、
と見なされています。
水星の順行と月食、というこの節目に、
満を持して動き出す人もいれば
満を持して動き出すこともある、だろうと思います。


先日、日食がありましたが、日食と月食はセットで起こります。
2回でぐーんと舵を切る、みたいなことだと思います。
今回の月食は、かなりすごい配置だなあ・・・と
星占い的にはため息が出るような感じです。
土星・金星・冥王星・火星・月・太陽という星々が
「ブーメラン」という形を形成するのです。
ブーメランというのは、ヨードの真ん中に矢がささったような感じの形です。
月-太陽の180度の両側に、
月を頂点として150度が形成されるようなかっこうです。
12星座分けもなんとなく「複雑さ」と「波及」ということが強調されているのですが
単に1つのことが1つのこととして収束するのではなく
1つのことが芋づる式に、あるいは放射状に
いろいろなことをがつんがつん動かしていくようなイメージがわきます。
ヨードは「否応なく一つの方向に動いていく」とか
「神の手に囚われたような状態」とか言われることがありますが
そこにオポジションが突き刺さることによって
「ハンドルができる」ような感じが生まれます。
機動力とか、理解可能な方向性とか、
「利害の対立があっても、そこに中心的な大きな目的が共有されている」とか
そんな感じの形です。


双子座の月食なので軸は双子座-射手座ですが、
ドラゴンヘッド蠍座に位置していて、
さらに、山羊座蠍座の間にはミューチュアル・リセプションがあります。
件の水星も、「双子座の支配星が蠍座で順行へ」ということになっているので
この4星座のあいだの「力のやりとり」は
非常に密な状態になっているのです。
かなりダイナミックでドラマティックな感じがあります。
個別性が高く、イレギュラーで、
変化球が状況をガツンと変えて引っ張っていく
感じがあります。
一筋縄では行かない感じだけれども、
膠着状態が膠着状態のままで終わらない
という、動きの激しさがあるわけです。
さらに、この形には天王星もふわっと参加しています。
冥王星・火星-天王星のスクエア、これは非常に鉄火な形です。
今週は、いろんな意味で「ガチで勝負」なイメージが漂っています。
根本的ですし、とてもリアルですし、
一人の枠の中だけに閉じこもらない広がりがあります。
なにかしら「動かせる駒」があって
それを動かしたときに、さらにアクションをおこし続けていく必要がある
ということなのかもしれません。
単純に
「自分から行動を起こしたら、一発で期待通りの結果が出る」
ということではなく、
もっと、織り上げるような、組み立てるような、ピタゴラ装置みたいなことが
今週、
大きな岩をメリメリと割るような力で
起こっていくのではないかという気がします。


今週はそんな感じです。



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「星ダイアリー2013」、「12星座プロフィール」の山羊座のページについて、
出版社よりお詫びとお知らせがございます。



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