2013/1/7-1/13の空模様。


明けましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします!!
年報も、なんとか大晦日までに、できました!
今年はなんだか無性に長いのです、すみません。



今週の空模様です。
今週はまず、金星の山羊座入りがあります。
山羊座と金星、って、あまりなじむように思えないんですが
実は、かなりなじむんですね。
居心地が、けっこういい。
優れた美術品が、美しい古城の展示室に並んでる
みたいな「しっくり感」があるわけです。
山羊座にはこれで、
太陽・水星・冥王星・金星と4星が集まったわけです。
山羊座は、現実的な力、権威、実行力などを象徴します。
王者の星座、お城の星座です。
王者、といえば獅子座、というイメージになるのですが、
山羊座は「支配者」「権力者」というようなイメージの世界です。
獅子座の、輝くような憧れ、象徴としての鮮やかさ、心奪う黄金の甲冑のイメージに対して、
山羊座は錫杖や軍を支配する力などのイメージがわきます。
社会を運営するための現実的権力、統べる力、という方面です。
ここには、獅子座とちがって、
「集団」「組織」のイメージがまとわりついています。
この「集団」は、時間的な意味もあります。
たとえば、「一族」というのは、過去と未来にまたがった人間の集団です。
マルケスの「百年の孤独」みたいな、そんなイメージの「集団」が
山羊座の世界の構造に重なります。
そういう山羊座に星が多く集まり、
人々は「力」を見つめることになると思います。
これは「個人的な力」ではなく、「社会的な力」です。
社会的な力を個人が象徴している場合もありますが、
それはあくまで象徴であって、実際にその人の力であるというわけではありません。
力を意識し、力を望み、力を用いる。
このテーマに、新しいスポットライトが当たります。


なぜ「新しい」かというと、
12日に、山羊座新月が起こるからです。
新月は「スタート」のタイミングですが、
このタイミングで文字通り、新しいプロジェクトや人間関係がスタートする人も
少なくないかもしれません。
山羊座新月、このタイミングで山羊座に5つの星が集中しており、
冥王星-土星のミューチュアルリセプションが発生しています。
で、ちょっと脱線しますが
天王星-火星
土星-火星
というミューチュアルリセプションもあるんですね(これが
Mリセプションだらけの、
なんだか「がつがつ進む」感じになっております。
水瓶座牡羊座山羊座蠍座
水瓶座-牡羊座ラインは破壊力満点で、心機一転!旧習をぶっこわせ!な感じです。
山羊座-蠍座ラインは、時間の大地に深く根を張るような
人間存在の震央と直結しているような
「そう簡単に人間が変わるもんかい」ラインです。
遙か昔の古典を読むと、
進歩した進歩したと思ってる人間が、
じつは何百年も同じようなことで諍い、
同じようなことで悩み苦しんでいる、ということがありありとわかったりするわけです。
あるいは、そういう、何百年も続く思いや苦心こそが
私たちを見えない力で守る盾とも壁ともなってくれている部分もあります。
そうした、連綿と続く現実という名の真実が
山羊座-蠍座の世界に属しているのだという気がします。
今は、その「双方」に重心が置かれているわけです。


いずれにせよ、
ここは物事が静まっていくフェーズというよりは
「動く」フェーズだ、という感じがします。
さまざまな力を「駆って」、
通り一遍の当たり障りのないレベルからかなり突き抜けたところで、
がつんと自分の未知に飛び出していきたいような感じのタイミングなのです。
心機一転、新しく走り出す人が少なくないだろうなとおもいます。


今週はそんな感じです。

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2月に仙台で喋る件、よろしくです!!


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