2013/5/20-5/26の空模様。

全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
なんだかバタバタしているあいだにもう、
下半期占いの季節となりました！
今年も5月31日に「星栞　2013年下半期の星占い」が刊行されます。
「ゆかりマンション」としては10冊目にあたるので、
今年は原画展を京都で、6月末に開催することになりました。
詳細はこちらです。
よろしかったら是非、お運びください！


で
今週の空模様ですね。
今週はまず、21日に太陽が双子座入りします。
これで双子座に4星があつまって、
双子座がぱーんと輝いた雰囲気になってきます。
再三書いてきておりますが、
6月末に木星が蟹座に移動するわけですが、
その直前に双子座に山盛りに星が集まって、
去年の初夏からの物語をクライマックスに、あるいは仕上げにもっていく
というイメージがわいてくるわけです。
去年の夏から今年の夏にかけて、
どんなことを押し進めてきたでしょうか。
自分が何気なく始めたこと、というのは
なかなか意識にのぼりにくいものですが
一年前の自分と今の自分を比較して
おお、劇的に変わった！
という部分が、
特に柔軟宮（双子座・乙女座・射手座・魚座）の人々には、結構あるんじゃないかと思います。
人は全然変わらないようでいても、
日々、習慣が変わったり、使うものが変わったり、趣味が変わったりと
じわじわ変化しているところがあると思うのです。
そんな、一年をかけた成長と拡大のテーマが、
ここで大盛り上がりに盛り上がって参るわけです。


さらにそれが「盛り上がる」のが、
25日の射手座の月食です。
月食は満月であり、
「満ちる」タイミングです。
食は、天体の光が陰って、それが再度蘇る
「死と再生」
の象徴と捉えられてきました。
月自体が、新月・満月・新月という具合に満ち欠けするため、
「死と再生」の象徴であるわけですが
その最もドラマティックな現象が日食・月食、と言えるかもしれません。
今週、なにかが満ちきったところで「うまれかわる」ような出来事を
もしかしたら、多くの人が経験することになるんじゃないかと思います。


食は、たいて日食と月食のワンセットで起こります。
ですが今回は、4月の月食、5月前半の日食、今回の月食と
3回一セットとなっております。
「ターニングポイント」「転換点」というと
多くの人が「そういう瞬間があるのだ」と想像しますが、
変化というのは、前述のように一年かけてじわじわ進むものもあれば、
土星の約二年半のように、もっとじっくり時間をかけて成立するものもあります。
今回の食については、
三回一セットで「仕上がる」ようなターニングポイント、と言えると思います。
この点でいっても、三回一セットの最後にあたるわけで
なんとなくこう「峠を越えていく」ようなイメージが
今週という時間をみたしているんではないかなと思う次第です。


双子座に集まった星々は双子座的な振る舞いをするわけで
今週は双子座の香りの強い週、と言えると思います。
コミュニケーション、移動、交通。
小さな旅、そして荒ぶる反抗、若々しい、勢いの良いパワー。
「声を上げていくこと」に焦点があつまります。
ただ、火星はまだ牡牛座にあり、
さらに、21日、天王星と冥王星のスクエアがピークを迎えます。
「言葉だけの問題」に終わらないなにかが、
そこにきらめいています。
たとえば、ケンカをしたときなど、しばしば
言葉の弾みで「もういい！別れる！」などといってしまい、
その言葉が引き金で事実「別れる」ことになってしまったとき、
「本当はそんなつもりじゃなかったのに・・・」と悔やむことになる
等という展開がみられます。
言葉は、真実の思いを伝えるために使われることもあれば
真実の思いを隠したり欺いたりするために使われてしまうこともあります。
「言葉の上だけのこと」で終わるか終わらないか、
これはたいへん見極めの難しいことですし、
恐れのあまり「何も言わないでいる」ということは
物事を萎縮させるばかりです。
ただ、思い切った言動を試みるにせよ、
その言葉の後ろにはちゃんと、重みも力もある「現実」が控えていることを
強く意識したうえで、戦っていくことが大事なんだろうなと思います。


今週はそんな感じです。


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