双子座 2013/6/24-6/30の空模様。


去年の6月12日から貴方の星座に位置していた木星が、
今週の26日、おとなりの蟹座に抜けていきます。
木星が位置している約1年間は、
その星座の人々が「耕耘期」を迎えます。
一般的には「幸運」と書いてある記事が多いようですが、
私は「耕耘期」と書いています。
これは、「幸運」という言葉の持つ、
棚からぼた餅・濡れ手に粟の、おもしろおかしい日々
というイメージとは、大きく違う時期になると考えているからです。
成長の星・木星がいる一年の中では、
その時期だけ嬉しいことがあるのではなく、
ここから、この先12年をかけて育てていける幸いの種が蒔かれる、
そんな1年になるのだと思うのです。
種は、種の状態では、かたくて、黒くて、たべられもしません。
この種が芽を吹くのが、今週から来年の7月までの1年です。


過去1年間、新しい世界に飛び込んだ人もいれば、
大きなものを失った人もいるかもしれません。
今、きれいに整地された新しい畑に満足感を感じている人もいれば、
既にちょっとだけ顔を出した芽に喜びを感じている人もいれば、
土がむきだしの、何にもないように見える地面を、
途方に暮れて見つめている人もいるかもしれません。
でも、今の貴方の目にどんな風に映っていようと、
そこには、ここから1年かけて育てていける種が蒔かれているのです。
ここから、それをぐんぐん育てていけます。


もう少し短期的に見ると、
ここ1,2ヶ月ほどトライしてきた事について
今週から、勝負の「ポイント」が絞れてきそうです。
ポイントが絞れると同時に、
かなり手間暇のかかる、時間のかかる作業が浮上するかもしれませんが、
これは決して、悪い展開ではありません。
むしろ、今週以降、嬉しい「音信」が増えていき、
ここで粘って作業することの意味を、
しっかり確かめることもできるでしょう。


「遅延」を「後退」と誤解する人も少なくありませんが
「遅延」はあくまで、「遅延」にすぎません。
この時期、なにかの進み具合が遅くとも、
ちっとも心配要らないと思います。
過去と未来をロングスパンで見渡したとき、
ここで減速することの大事な意味が、見えてくるはずです。