2014/1/27-2/2の空模様。


こんにちは、石井ゆかりです。
なんか鼻風邪引いたみたいなんですが、、
花粉はまだ、はやいよね?
もしや…もう?(涙



今週の空模様ですね。
今週は、31日から1日に峠的なものがあります。
まず31日は水瓶座新月なのですが、
この日が冥王星木星オポジションのピークであり、
さらに、水星が同じ日に水瓶座に移動し、
翌日早朝に金星が順行に戻る、という
ぐりぐり「節目」が重なっているのです。
思えば、今年の元日はぐりっぐりの「スタート!」の雰囲気に満ちていたのですが
それを「起承転結」の「起」とすると
始まったものを受けとってひらいていく「承」への移行が
この1月から2月への切り替わりに重なっている感じがあります。
去年の11月頃からじりじりと進んできたことが
ここで「本格化!」するような感じもあります。


少しフライングなのですが、
水星は7日から逆行を開始します。
すでに速度はだいぶ緩んでいるので、
じわじわと「スピードダウン」を感じている人も
少なくないのではないかと思います。
12月下旬から金星が逆行していたのが、1月末で終了し、
一方で、水星がこんどは、2月7日から逆行を始める
ということで、
なんとなく「交代」みたいな感じがあります。
今まで停滞していたことが回復し、
一方、今までさくさく進んでいたことが熟成期に入る
みたいな感じがあるかもしれません。


金星は「愛」の星で、
これは今、山羊座冥王星と同座しています。
順行に戻るタイミングで、冥王星と重なり
木星オポジションとなっています。
厳密には、オーブ内だけどイグザクトにはならない、という
微妙な感じで折り返します。
この形は、ベタだけどほしいもの、
善悪を越えたところで、
人間という種族に属しているいきものとしてどうしても欲しいもの、
みんなが本当は欲しがっているもの、
というのをイメージさせられます。
金銭もそうですし、性愛や安楽な生活、
強い力に守られること、強い力で支配すること、
などがこの形から連想できる気がします。
一方、新月はこの形に対して、
セミセクスタイル・インコンジャンクトという結び付き方をしています。
水瓶座新月は広くフラットなコミュニケーションのスタートであり、
論理的で、倫理的で、合理的で、客観的です。
そうした「客観的論理」に、それとは全く別の世界にある蟹座-山羊座ラインのオポジション
ねとっと交わっているのは、実に印象的です。
さらに、水星もまた、どちらかと言えば蟹座-山羊座ラインに近い、魚座という星座に入ります。
水星は魚座では、持ち前の論理性を
あまりストレートな形で発揮することができないとされています。


「他者」とやりとりするとき、
私たちはごく冷静で、論理的で、知的な態度を見せたいと考えます。
でも、人はけっしてそういう面だけのものではなく、
誰にも見せたくないようなものをたくさん抱えています。
この時期、当たり障りのないかたちで終始するハズだったことが
いつの間にか、人間同士のどろっとした、
今まで見せたことのないものの交わりに発展している
ということがあるかもしれません。
そういうことが起こると、私たちは
「そんなはずじゃなかった」
と慌てるわけですが
よく考えてみれば、ほんとうのほんとうのところでは
まさにそういうことに触れあわなければ
人生において真に意味のあるものは出てこないのだ
ということに、気づかされることもあるんじゃないかと思います。
隠されていたものが明るみに出るところから
物語がスタートする
ということは、よくあります。
今週以降、少し混乱するように感じられる場面もあるかもしれませんが
立ち止まって少し考えてみると
「そうだ、自分はこういうことを本当に知りたかったし、見たかったし、
触れたかったのだ」
ということに、気づかされるのではないかと思います。


今週はそんな感じです。




【 星の配置(おおまかに) 】


 太陽:水瓶座6-14度(20日12:52イングレス)
 月:射手座→山羊座水瓶座魚座牡羊座(31日6:40水瓶座10度付近で新月
 水星:水瓶座23-魚座1度(31日23:30イングレス)
 金星:山羊座14-13度(1日から順行)
 火星:天秤座21-23度
 木星:蟹座12度(逆行)
 土星蠍座22度
 天王星牡羊座9度
 海王星魚座4度
 冥王星山羊座12度
 ドラゴンヘッド蠍座2-1度
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 【月のボイドタイム】
  1/28 7:03-14:05
  1/30 1:48-13:34
  2/1 1:46-12:46
  2/3 1:36-13:56

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