蠍座 2014/3/31-4/6の空模様。


ちいさな子が、靴紐を結ぶことを覚えて
人の手を借りずに靴を履けるようになったとき、
今まで手伝っていた大人の心には
その子が成長したことへの大きな喜びと、
もう「やってあげる」ことのできないささやかなさびしさとが
両方、生まれるものだろうと思います。


とはいえ、それでやることがなくなってしまうわけではありません。
成長にともない、ある事は終わりますが、
他の事があたらしくはじまります。
三歳児には三歳児のための、
12歳には12歳のための、
その子に合ったサポートが必要なわけで、
一つのことができるようになって「手離れ」しても、
今までして上げる必要の無かったことを
今度は新しく、やってあげなければならなくなるわけです。


この「子供へのサポート」は、勿論比喩です。
誰もが日常の中で、誰かを、なにかを、あるいは自分を、
少しずつ助けながら育てているのだろうと思います。
そんな中、あることについて「助けを必要としない」ようになったとき、
「今この段階で助けなければならない」部分もでてくる、
そんなシフトが今週あたり、
起こるのではないかと思うのです。