2014/5/5-5/11の空模様。

こんにちは、石井ゆかりです。
3月ごろからかまびすしくしておりました
「カーディナル・クライマックス」、
ピークを過ぎて、ちょっと「一段落」感もあるのですが
「いつまで続くんですか?諸説あるようですが…」
というお問い合わせを頂きました。
活動宮のグランドクロス(の配置)という意味では
山のてっぺんは4月下旬だったんですが
山を「降りきる」のは、
木星と火星が活動宮を出て行く7月、ということになるかと思います。
更に言えば、2011年から始まっている、
山羊座冥王星-牡羊座天王星のスクエアは、
その最後のヒットが2015/3/17で、
原理的には、天王星牡羊座を出る2019年まで
「あるっちゃある」状態になるわけです。
このあたりのことは今月末発売の「星栞」にて
くだくだしく述べておりますので、
立ち読みしてみて頂ければと思います。



今週の空模様ですね。
今週は、先週末の3日に金星が牡羊座に入り、
今週7日に水星が双子座に入ります。
これで、ふわっ!と雰囲気が変わる感じがします。
4月中の緊張感から解放されて、
さあっと爽やかな風が吹きこんでくる感じです。
特に双子座水星は「家に帰る」ような配置なので、
コミュニケーションや交通、ビジネスに「調子が出てくる」感じがあります。
一方、牡羊座の金星は、
鉄火な場所に若い女の子が入って行く
みたいな感じで、あまり居心地が良くないのですが、
今回は火星と金星がお互いの支配星を交換した状態、
「ミューチュアル・リセプション」
のかたちとなります。
お互いが相手の家へ出向いているような形で、
さらに、この2星座は正面から向き合っておりまして、
強い「環流」のようなものが生じるイメージが湧きます。
こっちからむこうへ、さらにむこうからこっちへと
力が対流しているような感じです。
更に言えば、牡羊座と天秤座という組み合わせは
「一対一の対峙」という意味合いを持っています。
牡羊座は「他ならぬ個人である自分」であり、
天秤座は「個対個の関わり」です。
この「向き合って、力をうけわたしあう」という形は
とても面白く感じられます。
上記のカーディナル・クライマックスの形にも
この配置は重なっているわけなので、
4月中の動きが更にここで、「展開」していくような
そんな動きが起こるのではないかと思います。
金星は5月29日まで牡羊座に位置しているので
ほぼ5月いっぱい、この「環流」が動き続けることになります。


どこかの12星座分けの占いで書いたのですが、
得意分野ではないからといってふだん他の人に任せている役割を
自分が一時的にひきうけ、
相手もまた、決して得意ではない、ふだんの自分の役割を
一時的に引き受けてくれる、というかたちで
「立場を交換」することにより、
お互いのことを深く理解できたりする
みたいなイメージがあります。
得意ではないことをやるわけなので、
つっかかる部分もあることはあるのですが
つっかかったからこそ、
「相手の存在が、なくてはならないものだ」
ということに気がつく
といった展開が起こるのかもしれません。
あまりなめらかな状況ではないのかもしれませんが
なめらかではない状況でしか「出会えないもの」というのがあります。
この時期は「意外性の強い、出会いの季節」とも呼べるはずです。


今週はそんな感じです。

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