2014/11/3-11/9の空模様。


こんにちは、石井ゆかりです。
怒濤の特集記事執筆がちょっとだけ一段落し
なんかエアポケットのようにボーゼンとしております。。
来年の手帳をご検討中の皆様、
紙の星ダイアリー2015、そしてジョルテ版星ダイアリーを、是非、チェックしてみてください!



今週の空模様ですね。
今週はなんといっても、牡牛座の満月です。
7日の満月に向かって、ずずずいっと大きくなっていきます。
対岸の蠍座土星と金星と太陽がふわっと集まり、
さらに、山羊座の火星と冥王星
蠍座に対してミューチュアル・リセプションを形成中です。
牡牛座の支配星は金星で、それが蠍座に入っており、
なんとなくこう、「煮詰まってる」感じがします。


「煮詰まってる」という表現には色々イメージがありまして、
「そろそろ出来上がってきた」という意味合いで用いられる場合と
「行き詰まってる」みたいな感じで捉えられる感じとがあるわけですが
今回はその「両方」みたいな感じがします。
ぎゅうっと追い詰めた先に、ぽこんと突破していく、
みたいな感じがあるのです。
たとえば、本人が
「もう行き止まりだ、すべての方法を試みて、
あらゆることが『この先』には進まない」
「もう出し尽くして、何も出てこない」
などと思っていた瞬間、
他ならぬその地点から一気に「次の世界」へワープできるようになる
みたいなことがあるわけです。
それは偶然そうなるのではなくて、
「そこまで煮詰めなければそうならなかった」
といったようなことです。


火星は山羊座でご機嫌さんであり、
月も牡牛座で調子が良くなる、とされています。
冥王星も重なった、山羊座-牡牛座のゆるいトラインは、
とても生産的なイメージを醸し出しています。
現実に実行可能な挑戦、
花も実もある勝負、といったイメージが浮かびます。
美しく、大きく、生命力に溢れ、
なによりこれから長く続いていくもの。
愛とか、美とか、財とか、そういったものが
ここから時間をかけてその生命力を開花させ、
さらに、花を「繰り返していく」ことができる、
そういう雰囲気の配置です。


水星も9日に蠍座入りし、
月以外には、風の星座の星がいなくなります。
一方、水の星座に5星が集まり、
去年後半から今年前半の「水の宴(なんだそれ)」を彷彿とさせます。
隣り合う星座同士には似たところもあるんですが、
それ以上に、「アンチテーゼ」みたいなものが強く感じられます。
天秤座から蠍座へジャンプする境目のところは、
相対から絶対へのジャンプ、のような雰囲気があります。
ぐらぐら動く天秤の分銅は、乗せたり下ろしたり他と比べたりできますが、
たとえば、感情やプレゼント、生死、経験といったものの価値は
他のそれと比較したり、定量したりすることが不可能です。
地の星座と水の星座は、そんな絶対性を核としています。
今週から来週にかけて、
そうした絶対性の「重み」が増していくような時間帯と言えます。
ある人に当てはまる答えが、他の人には当てはまらない、
というその絶対的事実の中からし
生まれてこない物語があります。


今週はそんな感じです。



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