2014/12/1-12/7の空模様。


こんにちは、石井ゆかりです。
寒くなって参りました、もう冬ですね!
っていうか、もう年末!
あと週報が4回出たら、1年がおしまいになるという、
信じられないような感じがいたします(汗



今週の空模様ですね。
先週末に水星がとうとう射手座に移動し、
現在、火の星座に5星で「プチ・火の星座祭り」となっております。
あかるく、熱く、少々強引な雰囲気で、
ちょっとうっかり感もありながら、
年末に向けて猛ダッシュ
みたいな空気が感じられます。
特に今週は金星・木星のトライン、
天王星・水星、太陽のトラインがばしばしと出来上がり、
ちょっとグランドトライン的な様相を呈します。
冒険、挑戦、遠征、なにかに挑む気持ちにスポットライトが当たっています。
ラインナップはかなり楽観的で、どこか「試す」雰囲気もあります。
子どもが
「このスイッチを押したらどうなるんだろう?」
という好奇心だけで、キケンなボタンを押したがることがありますが
ちょうどそんな感じです。
特に深い意味は無いけど、これをどうしてもやってみたい
というような童心や刺激を求める気持ちが湧いてきて
いつもとはちがうルートで行動する人も多いかもしれません。


さらに。
今週は結構いろんな動きがあって華やかなのですが、
その中でも一番ビビッドなのは、火星の水瓶座入りです。
これで蠍座-山羊座のMリセプションがほどけ、
代わりに蠍座-水瓶座のMリセプションになる
と書きましたところ、
牡羊座-水瓶座は?」
とのコメントを頂きましたが、
仰るとおりです。
今週を境に、牡羊座天王星と、水瓶座の火星の間に
もうひとつミューチュアル・リセプションが形成されることになります。
ミューチュアル・リセプションは、
「互いにアスペクトを結んだような状態になる」とか
「互いの間にキャッチボールのような状態が生じる」などと言われますが、
その二星座間、二星間のやりとりが、ごく「密になる」わけです。
蠍座-山羊座の深いゴリゴリした「支配・融合」の感じが、
牡羊座-水瓶座のチアーでフレッシュな感じ、
もっといえば、反抗期の若者みたいなギラギラした感じ、
あるいは、ごく純粋で純真な理想を追い求める若い眼差しみたいなものへと
ひょいと軸足をずらしていくのは、かなりコントラストがハッキリしていて
面白いなあと思います。
これまで「大人として躊躇していたこと」を
ここからは「子どもに返ったような気持ちでトライしてみる」というふうに
スタンスを変える人も少なくないかもしれません。


火星が移動した翌日、
6日に双子座で満月となります。
この満月は天王星冥王星、水星ともふわっとアスペクトしており、
かなり機動的で、
物事が奇抜な動き方をする
という雰囲気に溢れています。
とおりいっぺんであったり、優等生的であったり、
身を守ることばかり考えていたり、というような態度とは
まったく無縁の形です。
ちょっと鉄火な感じもあります。
物事が音を立ててバキバキ動いていくような、
少々のことは気にしないで一気に突き進んでいくような、
情熱的で楽観的な勢いが感じられます。


土星天王星のセスキコードレートという、
ちょっと面白い形もできあがります。
土星は「抑制、冷却、ルール、歴史」などを象徴しますが
天王星は「改革、破壊、新規技術、未来」などを象徴します。
とても対照的なのに、
水瓶座という世界を共有していたりする、
不思議な関係にあるのです。
水瓶座-天王星の世界というのは、いわば
「社会的な責任を果たし終えた人が、
自由な一個人として、ごく若々しい魂を取り戻して活動する」
みたいなイメージで捉えられるんじゃないかと思います。
組織の論理とかしがらみとかに縛られていた状態から抜けだし、
歳は取ったけどもう一度青くさいことをしてみたい!
みたいな段階ではないかなあと思うんですね。
社会の、現実的すぎるほど現実的なルール、システムを
水瓶座-天王星の世界は、知らないわけではなく
むしろ、知り尽くしているからこそ
敢えてそれを破壊したい
ということなんだろうと思います。
ゆえに、両者の間には、ある種の相互理解はちゃんとあるのですが、
「そこから先、どうするか」ということが
ちがっていくんだろうなと思うわけです。
そんな二星がセスキコードレートという形を作ると、
「相互理解があって、その先の選択がちがうからこそ生み出せる、第三の道
が見えてくる、と言うこともあるのかなと思います。
たとえば、「話し合い」の落としどころは、
いろんなところにあるものです。
三者には思いも寄らないような所で
お互いが納得したりする場合も珍しくありません。
ここでは、「その両者にしか見えてこない、意外で面白い結論」みたいなものが
状況をちょっと軌道修正していく、
みたいなことが起こるんじゃないかな、と想像しています。


今週はそんな感じです。


      • -


過去に雑誌に掲載された特集記事等をまとめた
「星読み図書室」がリリースされました!
モバイル「星読み」の特別室みたいなサイトです。
是非お試しください!