2015/1/26-2/1の空模様。

こんにちは、石井ゆかりです。
週報も、もはや二月に足を踏み入れております。



今週の空模様ですね。
先週の新月を受けて、
月は膨らんでいくフェーズに入っています。
むくむくといろいろなものが動き出し大きくなっていく
というイメージの時間帯なのですが、
水星は水瓶座で逆行を続けており、
予想外のことや突然のこと、
何となく無軌道な感じの出来事が
多く感じられるかもしれません。
ただ、そうしたイレギュラーなことが起こらなければ
決して実現しないこと
というのもあります。
たとえば、こないだ、
あるところでエレベーターが上手く動かないことがあったんですが
そのときはじめて、一緒に乗っていた人の顔をまじまじと見て
ちょっとだけ言葉を交わすことになりました。
多分、エレベーターが全く問題なく作動していたら
その人とそんな会話をすることもなかったわけで
別にその後何が起こったわけでもないのですが
なんとなく
「ああ、こういうの、おもしろいなあ」
と思うのですね。個人的に。
水星逆行時は、そういう感じの面白さに注目していると
わりとあっという間に過ぎてしまう、気がします。


火星は魚座にあり、
ここも「過去」を指さしているイメージです。
28日、金星が魚座に入り、
更にぐりっと「過去」や「秘められたもの」
「共感と救済、既に払われている犠牲、シンパシー」
みたいなテーマが重心となり、
そこにかかる力が重くなる
という感じがします。
おもしろいのが、魚座のルーラーと射手座のルーラーである木星
獅子座でシングルトンになっていることです。
なんとなく、水瓶座太陽-獅子座木星を軸として
牡羊座回り・射手座回りの2つの流れができてる
という雰囲気に見えるんですね。
獅子座木星-水瓶座太陽のラインは、
熱く派手な、自由で個人主義的で理想主義的な、
ごく誇り高いプレゼンテーション、自己主張
というイメージです。
特に、獅子座のルーラーが対岸の水瓶座にある
ということが意味深で、
「自分」が「相手」のところにある感じがするのです。
相手の事を言っているようで、実は自分のことを言っている
というようなこと、
あるいは、絶対的なように見える主張が、
実際はごく相対的なものでしかない
というようなイメージもわいてきます。
これまでもそうした位置関係だったわけですが
若干、ここまでが「明るすぎた」感じもあるのです。
金星が移動することによって、
ビカビカギラギラするまぶしさが少し納まり、
今まで起こったことを検証してみたとき
もっとリクツに合わないどろっとした、
だからこそ真実に近い現実が
見えてくるのかもしれません。
それ自体は自分では光を発さないために、見えにくいのですが
今週以降は、特別な光がそれに当たることで
影の中にあったものが姿を現し、
人の心に直接入り込んでくるような
そんな動きが生じるのかもしれません。


今週はそんな感じです。



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