2015/3/23-3/29の空模様。


こんにちは、石井ゆかりです。
日食が明けて春分の日にこれを書いています。
春分は、星占いの世界では
「元日」
みたいなタイミングなので、
今週は、お正月みたいなフレッシュ間が漂っている時期
といえるかなと思います。
ただ、カレンダー上のお正月は
なにかこう、冬の冷たさに清められるような感覚を
少なくとも、日本では感じるのですが、
星占いの世界の「始まり」である春分
もっと豊穣で熱い感じがあるんですね。
これからすぐにどんどん芽が出て、花が咲いて、
動物たちが愛をいとなんで子を作って・・・
みたいな、そんなわちゃわちゃしたにぎやかさがあるんです。
日本の元日の、ある種静謐なものをふくむ「清暗」とはちがった、
光と熱の季節のイメージです。
さらに言えばそのイメージがそのまま、
牡羊座の世界、牡羊座のもとに生まれた人々に投影されている
ということも面白いです。


新月を過ぎて、月はどんどん大きくなっていきます。
月は毎月12星座をめぐりますが、
そこにも「春夏秋冬」みたいなサイクルが重ねられています。
新月から最初のクオーターは、
やはり、「春」のイメージにかさなります。
今週は幾重にも、時間のサイクル上での「春」的な意味合いが
強調されている時間帯ということになります。
最初の一歩、それをすくすく育てていくこと。
若芽は風雨にさらされるとまだまだ弱いですが、
でも、不思議な生命力と強靭さを秘めた存在でもあります。


火星は牡羊座に位置していて、
今は元気いっぱいです。
来週には牡牛座に移動するので、
いわば、この段階は、
「持てるエネルギーを全部出し切る!」
みたいな、思い切ったパワー感、勇敢さみたいなものが
ふさわしいんじゃないかなという感じがします。
土星木星と、度数は離れているとはいえ、
星座の位置関係としてはトラインになっています。
思いっきり勢いよく走っても、
今は牡牛座金星という、どっしりした明るい「碇」が
支えていてくれる感じもあるのです。


少々フライングですが
来週は火星と水星がそろって星座を移動していき、月食もあるので、
先週、今週、そして来週と、
めまぐるしくどんどんどんどん新しい扉を開けていく
みたいなイメージの時間帯です。
次々に見えてくる風景の移り変わりの中に、
真に目指すべきものがなんなのか、ということが
次第にはっきり浮かんでくるのかもしれません。



今週はそんな感じです。





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