2015/6/1-6/7の空模様。

こんにちは、石井ゆかりです。
今週はまず、射手座の満月がポイントです。
3日に射手座で満月となりますが
その対岸の双子座では、水星・火星・太陽がダンゴになっていて
大変派手な満月と言えます。
火の星座のパワーが双子座にギュッと集まっている、
という印象があります。
双子座は風の星座で、
理知や取引、コミュニケーション、交通を扱う星座です。
さわやかさやクールさを感じさせますが、
古来「旅」には危険が付きものでした。
双子座の星であるカストルポルックスは、
航海中の時化にまつわる「セント・エルモの火」と結び付けられているなど、
双子座は「嵐」のイメージをまとっています。
穏やかに落ち着かせるよりは、
どこか「乱を好む」ような感じがあるわけです。
個人の生活においても、
穏やかにおさめようとする力よりも、
少々荒っぽくひっくり返してみようとするような力のほうが
ビビッドに感じられるかもしれません。
「よい子」「おりこうさん」でいることをあえて拒否して、
ちょっとあらぶってみたくなる人もいるかもしれません。


金星は6日に獅子座へと移動します。
ここから10月頭まで(7月に一歩だけ乙女座に入りますがまた戻ります)、
金星は獅子座に長期滞在します。
獅子座という星座に、ベネフィック(吉星)が2つ、そろい踏みとなるわけです。
獅子座は表現の星座であり、華やかな星座であり、
また、「保たせる」星座でもあります。
うれしいこと、よいこと、ゆたかさ、愛などを
しっかり長続きさせるための方策をここで
ととのえることもできるのではないかと思います。


ちょっと荒ぶる満月をこえたところで、
長期的な「軌道」を見据える場所に移動していく
というようなイメージもわきます。
とはいえ、
少々フライングですが、16日の新月は火星とぴったり重なって
ここも、けっこうな破壊力が感じられる形なので、
今回の満月と、水星逆行明け直後の新月とが「セット」になって、
一度、ものごとを「ぶっちゃけ」た状態にして
そこから、新しい安定を立ち上げていく
みたいな展開となるのかもしれません。




今週はそんな感じです。