2015/6/15-6/21の空模様。

こんにちは、石井ゆかりです。
今週はかなりいろんな動きがあって、
切り替え感が強い週、と言えそうです。
さらに、その「動き」になにかこう、
独特のパンチが効いている感じがあります。
思い切ってぱーんと突き抜けるような、
ある衝撃を加えたからこそ叶うこと、みたいなこととか、
そんな雰囲気が強く感じられる気がするのです。


まず、週明け15日に土星蠍座に戻ります。
2012年頃から2014年の年末にかけて蠍座にいた土星は、
今年の前半、一旦射手座に歩を進めていました。
これが、逆行の関係で9月前半まで、
一時的に蠍座に逆戻りすることになります。
土星
「コツコツ積み重ねること」「一人でもくもくと達成すること」
「社会的に成長を遂げること」「責任を背負得るようになること」
などを示す星です。
2012年から2014年に跨がって
「出来るようになったこと」「築き上げたもの」
を、この夏から秋口にかけて、
確かめたり、試したり、おさらいしたりできる
ということなんじゃないかと思います。
あるいは、ちょっとやり残したことを「仕上げる」人も
少なくないかもしれません。


翌日16日には、
双子座で新月が起こります。
この新月は、火星とぴったり重なっており、
さらに、金星と45度を形成しています。
金星は海王星ともクインカンクスしています。
木星天王星のトラインのピークは22日ですがすでにオーブ内、
土星冥王星セミスクエア(これはミューチュアル・リセプションでもあります)もあります。
星と星のやりとりがガンガン重なっており、
とてもビビッドで「ナカミが濃い」印象があります。
特に、双子座はとても骨っぽい、
状況をバキッと変える勢いに満ちた星座です。
物事を「丸く収めよう」というような気遣いなく、
正しいと思える方向にずばっと突き抜けていく勢いを持っています。
ここで、火星と新月が重なるというかたちは、
たとえば、怖い物知らずの元気いっぱいの若者が、
「当たって砕けろ!」な勢いで大きな権力に立ち向かうような、
純粋な破壊力を感じさせるわけです。


私たちが行動を起こすときには、
なにかしら最終的な目的がある場合と
そうではなく、行動すること自体が目的となっている場合とがあるように思われます。
今回の新月の形は、どちらかと言えば後者に近いイメージです。
そのアクションを起こすことでしか先に進めないゲート
のようなものがここにおかれていて、
多くの人が勇を鼓してそのゲートを通っていく
みたいなタイミングなのではないかと思うのです。


12日に順行に戻った水星はゆっくりと双子座を進んでいます。
星々の力が、この水星の位置取りにより、
バンバン双子座に流れ込んで濃縮されている
みたいな感じもします。
双子座の知性、コミュニケーション、発信、動き。
生き生きした「発見」の精神が、
今週の流れを大きく動かしていくのではないかと思います。


今週はそんな感じです。

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