2008/11/24-11/30の空模様。


一朝一夕にできあがるにわか作りのものなど
今の貴方は関心がないはずです。
今の貴方が作ろうとしているのは、
今日泊まれればいいだけのテントではなく、
100年住みたい家であり、
ずっと受け継がれていくような館だと思います。


今までずっと貴方はそれを作り続けてきました。
そういうものを作るのが困難なのは、
作っている間は、いつまで経ってもそこに住めないからです。
テントや掘っ立て小屋なら、
今日・明日・明後日で住めます。
でも、土台からしっかり作る屋敷には
何ヶ月も経たないと住むことはできません。


とはいえそろそろ、
住める場所ができてきたのではないかと思います。
全体が完成していなくても、
大きな館を建てるなら、一部は住み込み可能です。
バルセロナサグラダ・ファミリアは、
1882年に着工した後、現在も建設中で、完成は2256年頃と見込まれているそうです。
でも、今も日々、たくさんの人が訪れていて
ユネスコ世界遺産にも登録されています。
大きなものはそんなふうに、
完成前から使い始めることができます。
具体的に何かは人によると思いますが、
人間関係、仕事、家庭、その他の活動のなかのどこかしら、
今週、貴方もそんなふうに、
今まで作り続けてきたものに、
家財道具を運びこめるようになるのではないかと思います。