2008/12/22-12/28の空模様。

老人は過去について詳しい知識を持っています。
未来のことは、若者のものだと考えられています。
ですがしばしば、老人が
未来を的確に指し示します。
「老賢者」に困った問題を相談に行く
というシチュエーションは
おとぎ話の中だけではなく
現代社会の、企業やコミュニティの中でもしばしば見うけられます。


歴史は時間の矢と時間の環でできています。
つまり
あることは不可逆ですが
あることは繰り返されます。
真っ直ぐに伸びる数直線と
ぐるぐると円を描く環とが組み合わされて
螺旋のように時間が進みます。
このイメージは
星占いが刻む時間のイメージにぴたりと符合します。


過去を知っている、ということが
未来を示唆できる、という力に変わるのは
この「時間の環」がモノを言うからだと思います。
「矢」のほうは予言できませんが
「環」のほうは、予測可能なわけです。
私がしばしば
「12年前にも同じ場所にこの星が来ましたが、その頃何があったでしょう」
と書きますが、
これは「環」を想定して言っているわけです。


今週の貴方は、そんな「時間の環」から、
未来に関する重要な情報を手に入れることが出来そうです。
誰かがそれを示唆してくれるのかもしれませんし
貴方が経験と時間の感覚から、それに気づくのかもしれません。
おそらく、貴方の目の前にいて「時間」を体現している誰かが
貴方の未来について、重要な情報をくれるのではないかと思います。
それは「予言」というよりは、
有益な経験則、というのに近いものだと思います。
それはひょっとすると
貴方自身の人間的変化や人間関係の変化に関する情報なのかもしれません。