2008/12/22-12/28のホロスコープ。

こんにちは、石井ゆかりです。
かねてからずっと気になっていたページを
今週やっとメンテできました。
携帯でご覧の皆様には便利かと思います。
でも、このサイトは基本的に、
パソコンで閲覧することを想定して作ってまして、
(なにしろスタートした2000年というのはもう10年近くも昔でして)
携帯でも見られないことはないんですが、
相当読みにくいだろうと思います。
そういうこともあって、全く同じような内容を
携帯サイト「星読み」に掲載してたりします。
ただあっちは有料なので、
「携帯で見たい方はあちらへ!」

素直に言いにくい面もあります^^;)
そのうち、携帯用の「筋トレ」とかもできればいいんですけどね。。。。
まあ、今のところは
パソコン(orムリして携帯)→「筋トレ」
携帯→「星読み」
ということで、やってます。


で。
今週の空模様ですね。


今週はわりと、ばりっとしてます。
「ばりっとしてる」
というのは、
糊のきいた真っ白なシャツとおろしたてのスーツを着た、ガタイのよい押し出しのよい青年
というイメージがあります(個人的に)。
はっきりしっかりしてる
断言している
という感じです。


動きがあるのは主に週の後半からです。
山羊座の水星が土星と120度を組み、
山羊座新月が起こり、
さらに、火星が山羊座に移動します。
土星山羊座の支配星ですから
まさに「山羊座ウィーク」といいたいような動きです。


山羊座新月は「スタート」です。
どこの星座で起こっても新月はひとまず
「スタート」
と解釈したくなります。
かててくわえて、山羊座は今年一年間、木星が滞在した場所です。
今もまだ、木星山羊座にあって、
年明けに始まったテーマをしっかりと進めています。
木星が来る年は「12年に一度の幸運期」などとよく、雑誌に書かれていますが、
私はむしろ
「その後12年の幸運をスタートさせる時期」
だと考えています。つまり、
木星がある場所のテーマが、その人がその年にスタートさせるべきテーマである
と解釈しているのです。


ですから、
あるテーマの12年というサイクルをスタートさせる場所で起こる満月
は、私から見ると
「本当の幕開け」
という印象に満ちています。
今年1月から進めてきたことについて、
今までにも何度か、マイルストーン的な出来事はあったと思うのですが、
今回が最終的な
「こういうことだよ」
という決着のタイミングとなる、という気がするのです。
2008年という年が始めさせたことはこれだよ
というのが
ハッキリと解るタイミングなのではないかと思うのでs。


2008年という年が始めさせたことはこれだよ
ということを示唆するもうひとつの形が、
水星と土星の120度です。
水星は乙女座の
土星山羊座の支配星なので、
この二星は、まるでお互いが相手の家に出向いているような状態になっています。
これを
「ミューチュアル・リセプション」
と呼びますが、
この形は、
「お互いに角度(アスペクト)がなくても、それが出来ているような状態」
を意味するとされています。
角度がある、というのは、2星の意味が繋がったり組み合わされたりしていることを意味します。
土星と水星は今現在も、そんなふうに結ばれています。
そこへ来て更に、ほんとに120度という角度(アスペクト)が形成されるわけです。


水星と土星は、古くから
「なかよしさん」
といわれています。
土星はたいていの星と仲が悪いのですが
水星とだけは何故か、仲良しなのです。
なので、この2つの星が手を組むと、
なかなかどうして、雰囲気が良いのです。
水星は思考、言葉、コミュニケーションの星。
土星は時間、伝統、コントロールの星。
どうです、仲良しの意味も何となく頷けます。
この2つがタッグを組むと、
冷静に、論理的に、確かに、という意味合いが出てくるのです。
さらには、水星は「若さ」を扱う星でもあります。
この星が土星の「時間」とむすびつくと、
いわば、「言葉に重みが出る」わけです。
今、日本が渇望している形といえます(爆


ハッキリ、しっかり、長期的なことを具体的かつ建設的に口に出す。
整理して説明する。
私の1番苦手なことなので書いていて胸が痛みますが、
とにかく今週はそういう雰囲気が強まります。
昨年末くらいから、あるいは今年の頭からやってきたことについて、
「はい、こうです」
という結果なり結論なりが出てくる形です。


さらに、それに続いて火星が山羊座に入ります。
火星は、とにかく「動き」のある星です。
さらにいえば、入ったとたんに冥王星と重なります。
どかーん
というイメージがあります。
溜まっていたマグマが出口を見つけるような
そんな、インパクトの強い出来事が想定されます。
山羊座は基本的に
「実現する」「成果を出す」「具体化する」
という動きを担っています。
ただ爆破するだけ、とか、ただ暴れるだけ、とか、
そういう動きとは無縁です。
何らかの建設的目的がないと、山羊座は動きません。
それだけに、強い目的意識がある場合は、
それこそ徹底的に物事を動かしていく星座なのです。


火星入りと同時に、
山羊座に星が5つ、集まることになります。
今は経済危機、特に雇用問題がクローズアップされていますが
ここで山羊座に星が集まることで、
対策を断行しなければ!
という気運が強まりそうな気がします。
断行
という言葉がいかにもぴったりくる形です。


同じようなタイミングで、
水瓶座の金星も海王星に重なります。
この形はものすごく博愛的です。
とても無垢な愛情を感じさせます。
水瓶座は論理の星座ですが
同時に、たまらないピュアさをもった星座でもあります。
純朴、とか、素朴、とかいう言葉が本当にぴったり来るのです。
頭がよくてちょっと皮肉っぽくて多少オレサマでもどこか憎めない
というこの「憎めなさ」は、
そのいつまでも少年少女のような汚れないハートと情熱からきているようです。
そんな愛らしさとか、スれない情熱が
今週、とても大きく膨らんで人の心に届くのでは
という感じがします。
過剰に犠牲的になってしまう、というキケンもないではないと思います、
でもやっぱり、心の美しさとか愛情とかというのは、
必要だし、使いどころもあると思うのです。
今は、人が恐怖心や不安感によって物事を選択し続けていて
それによってさらに、恐怖感や不安感が煽られ続けています。
そんな中で、この金星と海王星の重なりは
ある種の楽観を示唆しています。
悲観しすぎ
というのも、非現実的なのです。
だいたい人が後悔するのは、
楽観しすぎたときか、悲観しすぎたときかのどっちかです。
今は多くの人が、悲観と恐怖のスパイラルに陥っていて、
そういうときは、それをうまく使って人を騙そうとする人もいて、
ある種、危険でもあるのだと思います。
そんななかで、この形が
悲観と不安一辺倒の幻影を
逆方向から緩和してくれればいいなあ、なんて思ってしまいます。


今週はそんな感じです。