2009/4/13-19の空模様。


お財布の中身がどんでん返しになります。
お財布というのはたいてい、
大きな口がついていて、
その口はしっかり閉まらなければなりませんし、
開けるときは簡単にあかなければなりません。
よく考えると、非常に難しい仕様を要求されています。
必要な時にはたいして力を入れなくてもあいてくれなければこまりますし、
鞄の中で多少の衝撃を受けても、ぱくぱく開いたりしてはならないのです。
その点、がま口というのは実にうまくできていて
意志を持って開けようとすればわずかな力で開きますが
無生物の加える衝撃であれば、相当強くても口を開きません。
まるで、優秀なスパイのようです。


今週、貴方の財布の中身が
生き物のように暴れます。
そのため、貴方は財布自体を
作り替えなければならないかもしれません。
これはもちろん、単なる比喩です。
でも、子供の持っている小銭入れが
大人になったらまるで用を為さなくなるように、
大人になってからでも、自分の変化や成長にともなって
財布に要求する機能とサイズは変わるのです。
この時期、貴方の財布のなかみが
その再構築を要請してきます。
それを裏付けるようなメッセージも
どこかから寄せられるのかもしれません。