2009/4/20-26の空模様。


何かを始めようとするときは、
それが自ら望んだことでも
たいてい、何らかの制約が伴います。
これをやってからでなければならないとか、
この条件は満たさなければならないとか、
なにかしら、自分の願望だけでは決められない用件がくっついています。
あるいは、
そんなこと本質的にはどうでもいいのに、
なぜか「ここだけは押さえなければ」と
執拗にこだわり続けてしまうこともあります。
ふとした拍子に、その「ここだけ」を外してみたら
見事、心にかなうものがみつかった!
というような場合も少なくありません。


この時期の牡牛座は、
完全にフリーハンドで何かをスタートできる、
という感じがします。
制約がない、というよりはむしろ、
完全に自由だと感じた上で選び取るべきものがある
という感じがするのです。
こうでなければ、あの人がこうだから、という制約を
いったん、自分の頭からきれいに忘れた形で
「これを選びたい」
と、心がオートマティックに望むことに
自分をゆだねてしまってはどうか、と思うのです。


自分が自由である、という前提に立たなければ、
見つけ出せないものがあります。
その「見つけ出せないもの」は
自分の体の中にあるのに、なかなか顕在化せず
顕在化しないが故に、自分を操ることができる、
陰の権力者のような存在です。
そんな「陰の実力者」が何を考えているのかを探り出すには、
なんの建前も必要ないという状態を心に作るのが一番です。
それが「フリーハンドだ!」という宣言が必要になる理由です。