2009/4/27-5/3の空模様。

ちらちら見え隠れしていたものが
ちゃんと見えるようになってきます。
この「顕在化」のプロセスは
更に段階を踏んで進みます。
目にしたいものの前にあるヴェールは
一枚一枚は大変薄いのですが
何層にも重なっているため、全体に厚ぼったいのです。
これが一枚一枚、
文字通り薄皮を剥ぐように、はがれていきます。


中途半端にヴェールが取れた状態は
完全に見えないよりもむしろ、見えづらいと言えます。
全く見えないなら、
音や匂いや回数など、
ちゃんと「ある」情報を利用しようとします。
でも、おぼろげにでも見えてしまうと、
一番大きな視覚情報に頼りすぎて、
曖昧な部分を適当に誤解してしまったりするわけです。


この時期、誰かの心とか、新しい知識とかに触れられます。
あるいは、新たな目的を心に秘める人も多いかもしれません。
これらは、まだ、パズルの数ピースです。
全体のスケールはもっと大きく、ダイナミックです。
ピースの数にこだわるより、
全体のスケールを読み取ろうとする方が、
この時期は、景色がよく見えると思います。
愛も情熱も夢も、達成できる成果も、誰かとのつながりも、
今見えてくるものはほんの一部で
全体はもっと、スゴイのです。