2009/6/22-6/28の空模様。


どうしてもここだけは抑えておかなければ
と思ったところが突然
一番どうでもいい、不要な部分
に見えてくるかもしれません。
こういうことは突然起こるので、
本人が一番びっくりします。
「盲点」と言われるようなものが不意に、見えるのです。
どうしてもうまくいかなかったことが、実は
一番拘って最後まで残そうとしていた部分を取り外した瞬間、
かたかたかたっ!
とはまっていく場合があります。


どうしてそんなものに拘っていたんだろう?
と不思議になるようなものが
今週、見えるのではないかと思います。
そのネジさえ外せばスッキリ分解できたのに
なぜかそのネジを外すことを、
ルール違反のように感じていたのです。
パズルやなぞなぞはしばしば、そういう発見によって解けます。
本当に大事な部分はそこではなく、
もっと別のことだったのです。


幸福の場所を求めてさまよい歩いた旅人が
いつのまにか故郷に戻ってきて
幸福はここにあった!
と気づくのも
それと似ています。
つまり「今現在いる場所」に幸福がないわけではなく、
最初から「幸福は遠くに在るのだ」と決めつけているからそうなるわけです。
逆もまた然りで
「この家を出たら不幸になる」と決めてかかっている場合、
遠く旅に出ることが盲点になっているのかもしれません。


問題なのは、
「これだけは外せない」
という前提です。
たぶん、前提から「外せないもの」を外したとき、
一気に問題が片付いてしまうような出来事が
起こりそうな感じがするのです。



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