2009/8/3-8/9の空模様。
水面下で動いていたことを
少しずつ、水の中から出していくような雰囲気です。
そこでは、「賭ける」ような要素もあるようです。
賭ける
という字は、
貝と者でできています。
貝はお金の意味で
者は、もともとは「あつめる」という意味があるそうです。
これは
煮る
という文字とつながっていて、
木の枝や芝を集めてきて燃やし、その上で何かを煮る
というのが
者
という字のおおもとなんだそうです。
「賭け」は、
自分の手元にある価値あるものを集めてきて燃やしてしまう
というイメージにぴったり合っています。
そこで何かが煮られて、料理のようなゲインがあればよし、
何もかも燃え尽きて跡形もなくなってしまうこともあります。
元本保証を望むなら、
賭けに出ることはやめるべきです。
でも、賭けた元手を失うリスクを負ってでも何かを願うなら
人は、それに賭けます。
天に何かを祈ってそれが通じなくても、天を恨むことはできないように
賭けて負けても、悔やんだりしないのがスジなのが「賭け」の本質です。
蟹座はしばしば、大切な何かのために賭けます。
蟹座の神話は、親友のために自分の命を賭けるような物語です。
蟹は自分の命は失いましたが、
蟹座となってその姿を永遠に空に残した、ということになっています。
これは勿論比喩ですが
もしかすると、賭けに勝って手に入るものとは
賭けたものとは全く別のジャンルのものなのかもしれません。
1000円賭けて10000円当たったとして
最初の1000円もあとの10000円も同じ「お金」なのですが
最初のお金と後のお金は、違うジャンルのお金なのかもしれません。
今週の蟹座の世界にはどうも
そんなやりとりが発生するような気がします。
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