2010/6/21-6/27の空模様。

夜行性の動物や、夜咲く花にとって
闇はめでたい時間です。
人間にとっては得体の知れない怪しい闇も、
そうした「闇の生き物」にとっては
生き生きした活動時間であり、やさしくひんやりした守り神です。


「心の闇」などという言い方がありますが
それは日の光を好む人々が「闇」に押し込めて見えないようにしているだけで
ほんとうは、そのなかに
とても大切なものが抱かれているのではないか、と思うのです。
「闇」を単なる「見えない、悪いもの」としてしまうのは
光だけを好んで眠りを忘れ、
自ら炎の中にとびこんで命を落とす羽虫のような愚かさなのかもしれません。


熱い地方に住む人々は、日が高いうちに昼寝をし、
日が落ちてから公園で遊びます。
夜の遊園地で幼い子供が遊ぶ姿は、不思議と、生き生きしています。
子供は暗いお腹の中から出てきたばかりなので
明るさの中だけに世界があるのではないことを
大人よりもよく知っているのかもしれません。


この時期、牡牛座の世界では
光が遮られたところに
月下美人のように衝撃的な美しさを持つ大輪の花が咲きます。
日の光にごまかされた視野では見えないものが
陰影の中に姿を現します。
それは貴方にとって、いわば「導き手」のような力を持っているのかもしれません。
ただ明るいだけではない、
目には見えないものを照らす光が輝きます。







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